白い家と絶壁カルデラと。

なんでこんなに私はアホなんだろう・・・。
サントリーニ島に着き、次の予定地、ミロス島いや、ミコノス島行きのチケットを買った。夜発朝着という宿代が浮くちょうど良い便でもあったし、値段も15ユーロと安めだった。買った喜びをかみしめて1Kmほど歩いた時だった。
「あ、あれ?ミロス島?私、ミロス島のチケットを買った!?」
そう、そうなのである。私はミコノス島のチケットを買ったつもりが、ミロス島のチケットを買ってしまっていたのだ。係員が間違えたんじゃない。天然でボケていてアホな私のミスに決まっている。あらかじめ写真に撮っておいた情報写真もなぜかミロス島のものになっている。あら不思議、ミコノス島という言葉が私の中でミロス島に変わっちゃってた!

ま、それはさておき、サントリーニ島はなかなかいい。
まずとっても景色がきれいだ。島の西側ではカルデラが多く見られ、そんな崖っぷちにアノ白い家並みが続いている。とっても写真の撮り甲斐がある。
とにかく例のごとく歩くことにした。なぁに、レンタカーやバス代をケチッてのことだ。でも歩くのはいい。ゆっくり景色を堪能できるからだ。車では味わえない、「あ、ここいい。止まってゆっくり見よう~っと。」てなことができるからだ。甲斐あり、たくさんのビューポイントを独り占めできた。でも言っておこう。とにかく暑いし、距離もあるしアップダウンもあって疲れる。
宿からフィラまで歩いてしまった。距離にしたらおそらく8kmぐらいはあるだろう。時々立ち止まったり、道草食ったりしていたので充分に休んではいたもののやっぱり身体は疲れてた。暑さが大きな一因かもしれない。フィラに着いた時、とてもトイレに行きたかったのだけど、パブリックトイレは50セントもする。それだけ払うならお茶するぞ!と思い、一番先に目が入ったレストラン、海を見下ろせる(かなりナイスビュー!)店に入った。もちろんメニューを見て値段チェックなどしなかった。おおよその検討はついていたからだ。おっしゃれ~なティラミスのアイスクリームに冷たいコーラ。なんとそれだけで10ユーロ。今まで外食したことはほとんどなく、仕方なしに入ったパン屋兼用のカフェだって3ユーロぐらいしか払ってない。本当に私は疲れていたようだ。そして、かなりお金に緊張していたんだろう、一気にそれが爆発してしまった・・・。

サントリーニはとっても良いところ、って思うけど、なんか人がちょっと冷たいと思った。アテネで会う「ごく普通の人」が親切なのとは逆に「観光業に携わっている人の冷たさ。」そんな雰囲気があるんじゃないかと思った。もちろんいい人もいっぱいいたけど。

あと思ったのがやたらとみんな車を飛ばす。みんな超特急でぐねぐねとした道を走るから恐ろしい。あと、音楽をガンガンにして走る車、前タイヤを上げたまま走るバイク・・・。ま、日本にも多いけどね。
だからなのか、1.5日の滞在だけなのに犬1匹、猫2匹、飛び出し未遂の猫1匹を目撃してしまった。日本じゃないけど、狭いサントリーニ島そんなに急いでどこ行く?だよ。

白い家並みもおもしろかった。
ベースはほぼ白で、たまに空色を掛け合わせてお洒落な雰囲気を出している。低い階段、迷路のようになった細い通路、段差や壁の歪みをうまく利用した庭、そして真っ白な教会。さらには車も白が多い。とことん白なんだ!あまりにもそんなんで石鹸の匂いがしてきそうな感じだった。
みんな似た感じの家に住んでいるものの、毎年塗り直しを怠っているだろうという感じの家もある。真っ白な家の隣には土色が目立ってきた家が並んでいたりするのも生活感があってよろしい。
でもあまり見過ぎると、まるでオモチャ箱にいるような気もしてくる。沖縄の八重山諸島にあるようなベースこそ白だけど、その中に土色のシーザーの置物やら古い赤い瓦やら歴史を感じさせるものがあった方が私は好きだ。

 
Pyrgos(左)とFira(右)の白い家並み。ちなみに上の写真はMegelochori。

■サントリーニ info

・バスはフィラから各町まで出ている。バスは豪華だけど2.3ユーロほどかかる。自転車(7ユーロ)、その他に車やミニカー(みたいなもの)のレンタルあり。
・港に着くと、たくさんの客引きがいる。その多くは不便な場所だけど、安いものが多い。少し騒がしいフィラだけで満足なら自分の足でフィラの町のホテルを探すと良い。
・サントリーニから他の島、もしくはアテネまでのチケットは町中のどこでも買える。ツーリストオフィス多し。
・インターネット 1.5euro/15min, 2.1euro/30min
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by mayupura | 2006-05-28 22:39 | ヨーロッパ

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