クルーズととるか難民ととるか。

前回の号で島の名前を間違えるというアホな話はしましたが、またアホなことが起きました。じつはもうミロス島を越え、アテネまで飛んじゃいました。え~、実はミロス島着はですね、とっても早い到着で深夜2時ぐらいのことでした。私はソファーに横になりながらなかなか寝付けずにいたのですが、到着を知らせる放送に気が付きました。朝の10時着と聞いていた(今考えると距離的におっかしいじゃん!)のにこんなに到着が早いなんて。ホテル勧誘の人はいそうだけど、ひとりでこんな深夜に到着なんて心細い。そもそも「絶対ミロス島行くもんね!」なんて思ってたわけじゃ全然ないし、むしろ間違えて来てしまっているぐらいだし・・・。そう、船に乗り込む時に知ったのです。これがミロス島経由のアテネ(piurus)行きだってことを。島は良かったけど一人ではいまいち楽しめないと思ってもいたし、物価の高い国は早く出た方がいいに決まってる!といろんな言い訳をつけてアテネまで来ちゃいましたん。ああ、本島は落ち着く!なんか、キチンと地に足が付いた感じ?

アテネはもう見ていたんで、すぐにパトラへ。パトラなんてフツーは知らないと思うけど、結構でかい港町です。ギリシアでは一番大きいらしいし、イタリアへなどの国際便も出てる。そう、次はイタリアでっす。物価高くてまた落ち着かなそうです(苦笑)。

はっきり言ってパトラは見所なし。一部見所はあるものの、かなりショボい。城壁を見に行けば、壁こそ奇麗に残っているものの中心部分が荒れまくっていて、草木が生い茂っている。落ち着くにはいい場所なんだけどねー。こんなにちゃんと城壁が残っているんだからもっと整備すればいいのにと思うけど、それだけの観光客が集まらないんだろうなって思った。あとはコンサート会場であったコロシアム風の階段ステージを見に行けば門は閉ざされたままで閉まっているし。だけど唯一教会だけは良かったかな。バルカン半島では一番の規模を誇るらしい。

着いた初日と2日目に歩いた街の雰囲気が全く違う。シエスタとかなんだろうか?初日はメイン通りにも人はほとんど人はおらず、とても閑散としていた。だけど2日目に歩いた時にはたくさんの人で賑わっていた。カフェではみんな優雅にお茶してたり、お洒落なお店が開いていたりと。不思議。

パトラ(ギリシア西南)からイタリアの本島南のバーリまで行くフェリーチケットを購入した。あらかじめネットでチェックしていたのだけど、ギリシアtoイタリアは出発も到着も港がどこであれ、距離が違っても値段が変わらない。パトラ~バーリ間は16時間もかかるけど、ギリシアの最北端から出るのと値段が同じなのでちょっと得した気分??なのだ。

船は想像以上にでかかった。しかも旧日本使用だったらしい。
サロンもたくさんあり、レストランも高級感で溢れている。きれいでゴージャス。サントリーニ島間のフェリーもいい船だったけど、こっちのが断然いい船。だけど客はガッラガラ。広ーいデッキにいても他の客は2、3人しか見えない。みんな知り合いになれそうな勢いだ。絶対赤字だろうと思う。他にも個室でのんびりしている人もいるんだろうけど、それでもやっぱり従業員の方が多くいるように思われる。オンシーズンに元を取って欲しいものである。
オフシーズンの恩恵なのか、サントリーニ島の行きの時みたいに野外の寒~いデッキベンチに寝る必要はなく、たぶん事実上「チェアー席」を使わせていただいている。(サントリーニ島~アテネも同様だった。)室内だしテレビも付いちゃっているし極楽。


船の中にプールもジャグジーもある!!けど客が少ないためか使用不可能。でもすごいことは事実。


海をぼーっと眺めていると、なーんも考えなくていいんだなって思う。そう思いませんか?いつも夜発で朝起きたら到着なんていう船にしか乗っていなかったので、デッキから海をのんびり眺めるのは今回初めて。夕日が染まっていくのを無言のうちに見つめていると心からほっとする。すっかりリゾートっぽいことしちゃってますね、私。でもでも、この船は必要以上に高い!(47ユーロ)もはや私は貧乏旅行者とは言い難い。だってコレ、クルーズですもの。
言い訳するようだけど、私にもそれなりの苦労はありましたよ。一時は船上で飲むビア(3.5ユーロ)に心は流されつつも必死に止めたのもしかり。ギリシアでの滞在8ナイトを過ごしたけど、そのうちの半分はホテルステイじゃぁない。3泊船泊、1泊駅構内・・・。まさに難民状態、家なき子。物価が高くてかつ、「ここもあそこも見たい!」って衝動にかかるとほんと大変な目に合います。ああ、悪評高き(?)イタリアがおそろしい!

■data
・インターネット 2.5/1H
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by mayupura | 2006-05-30 22:42 | ヨーロッパ

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