水の都、ヴェネチア。

ヴェネチアをひとつの国にしてもいいんじゃないかと思う。
歴史ある建物の間を縫うようにたくさんの水路が流れている。こここそ古き良きヨーロッパの文化が息づいていると思う。何も考えなくとも気持ちは落ち着いてきて、ゆったりとした気分になる。

たくさんの水路があるため、交通手段は必然的にフェリーやボートとなる。歩いても回れる小さい街だけど、私はいきなり船(ヴァポレット)に乗り、まずはと雰囲気を味わった。大きい川沿いは港町のような雰囲気。そこから枝分かれする細い水路は住宅地の間を走っているため、生活感と古い文化がほどよく調和されていて、とっても趣き深い。
船が到着したのは予想外にも本物の住宅街で、フツーの一般生活を覗くことができた。噴水広場で遊ぶ親子や、犬の散歩をするお母さん。大きいスーパーもある。早速、ピザ、ヨーグルト、桃、チョコレートを買い込み、近くの公園で食べた。こんなにいろいろ買って3ユーロだ。ローマはどこに行っても観光地だから落ち着いてお弁当、、、なんて恥ずかしくてなかなかできなかったし、スーパー自体も少なかった。ああ、これだよこの節約生活。もう本当にイタリアではお金を使い過ぎちゃった。

一番の見所でもあるサン・マルコ寺院はディズニー・ランドみたい。
飾り付けがとてもきらびやかで、派手。おまけにバックではバイオリンの演奏もあるし、人が溢れるほどにいる。まさにディズニー。第一印象はとってもインパクトがある。きれい。

水路は見事にいっぱいある。道もクネクネしているので、気が付くと方向感覚を失ってる。細い道・水路付近ほど味があっておもしろい。水ははっきり言ってきれいじゃないけど(どっちかと言うとグレー。)、まさに想像通りの「絵になる光景」だった。上を見上げれば、風格ある古い建物。そのテラスには生活感のある洗濯物が干されてる。また、明るく引き立てる赤やオレンジの花。下を見下ろせば川があり、小さなボートが静かにたたずんでる。

川の数も多いけど、土産物屋の数もやたら多い。有名なヴェネチア・カーニバルのお面や、ガラス細工。どれも繊細でプロ仕様。見ているだけでおもしろかった。

ヴェネチアの歴史はきっと深いんだろうな。人間はだいたい川の近くに住む習性がある。だけどここはあまりにも川が多い気がする。昔からこのように船を使い、隣の島まで人も物も運んでいたんだろう。そんな不便な生活だけれどずっとみんなここに住み、普通よりもしかしたら居心地の良い空間を作り上げているのかもしれない。

■info
・ヴァポレットは一回券が5ユーロ。私は1枚しか買ってないけど、計5回乗船した(笑)。と言うのは、乗る時にほとんどチェックがないので(1度だけあった。)無賃乗船できてしまうのだ。

 
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by mayupura | 2006-06-05 23:04 | ヨーロッパ

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