悪い人じゃぁないんだけどね・・・。

スプリットから日帰りで行けるのがトロギール。ここは小さな島で四方を海、川に囲まれている。遠めから見ると、城壁に囲まれた旧市街が海の中にポツリと浮かんで見える。そんな姿を拝んで見たくて、ローカルバスに揺られることこと45分。

期待しすぎたのか分からないけど、大したことはなかった。旧市街はもうヨーロッパで何度も見てきたし、ごくフツーのものでは心移されない。くねくねとくねった細い路地、古いような新しいような建物。とにかく、レストランやカフェの数が多いと思った。家がそこにあればみんなカフェをやる!そんな勢い。たぶん、この島は遠めから見るとか、空の上から見た方が風情があるんじゃないかと思う。

どうしても、ザグレブと比べてしまう。ザグレブの方が数段、感動が大きかった。
ザグレブがあんなに楽しめたのはたぶん考えられる理由として、短時間で見たから、細々としたものより大きく迫力のある建築物が多い(首都だし)からかな~って思う。いろんなタイミングがあるとも思うけど。

翌日はスプリットの旧市街を見た。スプリットはローマの大聖堂や神殿が残る場所であり、な、なんと世界遺産に選ばれているそうな。トロギールよりは一目見た時の感動が大きかったけど、ちょっとしょぼくて驚きだ。スプリットは沿岸都市では最大の規模らしいし、大きな主要港でもある。各地への観光の拠点にもなるし、どちらかと言うと観光というより便利な街と言った方がいいかも。

スプリットやトロギールより感動したのが、スプリットからドヴロブニクへ行くバスからの風景だ。断崖絶壁の山がずっと連なっていたり、きれいなアドリア海も見れる。旧市街もいいけど、クロアチアは自然豊かなのでそちらを楽しんだ方がオススメかも。

さてさて、今回もプライベート・ルームに宿泊した。駅を降り立つと、お馴染みちょっとしつこい系の客引きがわらわらとやって来た。その中の一人、ずっとしつこく付いて来るおっさんがいた。値段がある程度下がったんで、私はそのおっさんに付いて行くことにした。でもそれでも120Kn、約2200円もする。テレビやらキッチンが付くのはもちろんありがたいけどそれよりももっと値段を下げて欲しいもんだ。

家に到着すると、自分が作っている畑を紹介されたり、コーヒーや果物をいただいたり、実にアットホームな雰囲気になった。
「夜ご飯は8時ね。クロアチアン料理だよ。値段もすっごく安く12Knだから。どう?」
とまあ、悪くない話だと思ったのでOKした。予定通り8時きっかりに彼はやって来た。しかも突然部屋に。私はOKした時はてっきり家の妹か誰かが料理をし、泊まっているみんなで食べるのかと思っていたけどそうじゃなかった。行く先は地元の人しか知らない看板もないレストランだった。おっさんは昼間は正真正銘おっさんだけど、夜になった途端「顔が変わった」のだ。スーツを着用したこと、デート(??)のためか表情が真剣だった。

おっさんは(50歳)結婚していない。だから私と結婚しようとふざけたことを言うのだ。しかも、明日は宿泊代はいらないからもう1泊してくれと言うし、明日は近くのビーチまで一緒に遊びに行こうと誘って来る始末。もちろん、何度もお断りするのだけど、5分後には同じことを再び言われる。おっさん、君は駆け引きじゃなく、客引きを楽しんでいるんだろう・・・。でもちゃっかりご飯だけはおごってもらったけど。
その宿(スプリットは満足もしていたし)は1泊で出た。出て行く時のおっさんの寂しそうな顔が目に焼き付いている。悪い人じゃあないんだけどね。
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by mayupura | 2006-06-08 23:17 | ヨーロッパ

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