OLに戻った日。

朝、寝坊した。かつてないことだ。時計が鳴ったけど止めて再び寝てしまったようだ。昨夜は寝付きが悪かったのだ。すぐ隣はクラブで私の部屋だけ音がガンガンに聞こえてくる。
走って港へダッシュ。1時間前までに来て下さいと言われていたけど、想像していた通り乗船はしばらく後だった。

最近は本当に何度も書くようだけど、ヨーロッパ飽き飽き期間が続いている。だけど、フィンランドだけは胸が高鳴る!まだ行きもしないのにワクワクしてる。本当に久しぶりの感覚。フィンランドはアイルランドに続く北端に位置する国。今まで訪れた国の中でも異国情緒を感じられそうな国だ。
フィンランドと言えば、ムーミンにサンタクロース。特におとぎの国のムーミン谷は行ってみたいと思うけど、なんせ日帰り観光。無理。でもそれよりももっともっと楽しみがある。フィンランドはインテリア、雑貨、建築物などのデザインが世界の中でもトップクラスで、いろいろなものがロンドンやパリを始めとする各国へ輸出されている。私は昔からインテリアというものが大好きで、小・中学校とみんながファッション雑誌を広げている隣ではいつもインテリア雑誌を眺めてた。自分の部屋はしょっちゅう模様替えをし、趣味を書かせば「インテリア」だった。そんな私であるから、ヘルシンキのようなお洒落な家具や雑貨が並ぶ街は刺激的に映るに違いない。わ~い、楽しみ!

船に乗っている時に密かに考えていたことがある。
今日一日は贅沢にいこう。もう来ないかもしれないフィンランドに行くのだ、お金のことだけを考えるのはやめよう。そう、OLの短期旅行という設定にしよう!おいしい食べ物も食べようじゃないか!そう、私はフツーの女・・・。誕生日でもないのに勝手な決め事である。

ヘルシンキはやっぱりお洒落な街だった。雑貨はともかく、インテリアショップの充実ぶり、かわいく素晴らしいセンス。目から鱗ではなく、目から涙状態だ。いろいろなデザインの椅子、草木で作ったライトカバー。1970年代のインテリアデザインの写真を見たが、もうその時点で既にお洒落。今でも通用しそうなほどだ。日本はその頃どんなだろう?きっと畳と障子と砂壁だろうか。和風だけにこだわるなら日本のものも格好いいけど、半端な西洋デザインを取り込んだものよりフィンランドの昔のこっちのデザインのが数倍いいかもしれない。
特に気に入ったのがOKRAというお店。イラストの絵もかわいいし、フォークひとつにしてもデザインがおもしろい。だけど、一部の雑貨は今一つだった。ここでは日本の方が勝ちだなっと思った。日本は商品数こそ豊富であるし、デザインも日本の方が上だ。ここでは海外のものを何でも取り込む日本式が勝利!かな。
一番おもしろかったのはマーケット。北欧らしい毛皮のコートやふかふか帽子、アクセサリー、服、バッグなど本当にかわいいものいっぱい!多くが個人的な店なのでハンドメイド商品が多い。麻紐で作ったペンダント、石を編みこんで作ったブレスレットなど、デザインが変わったものが多かった。OLになった私は高いのを承知で石、CHRY SOCOLLAを買った。どうも最近石に凝ってしまっている・・・。それはペルーで取れる希少価値のあるものらしいのだけど、これもまた何千年もかけて3種の石がくっついてできた石らしい。石は青緑に輝き、地球儀のように見える繊細な模様が入っている。模様もすごくきれいで好きなのだけど、「何千年前から」というキーワードにどうも弱い最近の私なのだった。

お店に入ると必ず、あいさつされる。笑顔もいい。さすがここはフィンランドだ。バルトとは違う。タリンに戻り、ある雑貨屋に入った私は思わず癖で「Hi」と挨拶してしまった。反応は無。少しはフィンランドを真似て欲しいものだ。


info
・インターネット 2euro/1時間

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by mayupura | 2006-07-08 00:24 | ヨーロッパ

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