お先真っ暗。

こんにちは。ご無沙汰してます。
今、ネットカフェのコンピューター上からこれ、打ってます。

なぜ?

そう、PDA(小型パソコンみたいなもの)が盗まれた!!!

その日は夜遅くにアンマンに到着。
パルミラで5回目の偶然の再会を果たした美容師カップルが待っていてくれ、無事床に就いた。夜12時のこと。
そして、朝7時。目を覚ますと横に置いておいたバッグがない、ない!
あせって下(談話室)に降りてみると、スタッフのサーメルがバッグを預かってくれていた。
バッグはあったけど、大切なデジカメ、PDA、ズームレンズ、財布がない!
財布は私はいつも大金は入れないので、盗まれたのは6-7JD(約1000円)。
でもでも痛い!痛すぎる!

寝ていたのは屋上のドミ。壁も一部しかないし、危険そのもの。
でもいたのは全員日本人のあらかじめ知っていた人たちなので、気を抜いてしまっていた。枕元にバッグを置いていたものの、すぐそこには開いた窓があり、そこから簡単に持っていかれてしまったようだ。

まるで密室殺人事件。
犯行はおそらく夜中の1時から4時の間。その間、下の階のエントランスは鍵が閉まっていた。
4時。あるカナダ人男性が帰ってきた。スタッフは彼に起こされ、鍵を開けた。そして、再び眠りに入ったスタッフ。でも、その後すぐにカナダ人が屋上に上がっていったのは分かった。怪しい。。。
そして7時。既に荷物はなかった。
警察を呼び、調査をしてもらった。
カナダ人、日本人、一部の外国人の部屋を調べさせてもらった。でも、ない。
鍵が閉まっていたので、ホテルにいた人に違いない!と思ったが、むなしくも宿のオーナーは荷物検査をシビアにやらせてくれない。自分が悪いんじゃない?、って反応だ。
警察も動いてくれたにはくれた。
どちらかというと、私が警察に何度か出向き、「もう一回調べて!」ということの方が多かったけど。でも、思ったよりは動いてくれた。日本大使館の方もわざわざ宿に来てくださった。まだ救われている方なんだろう・・・。

保険会社に電話した。でも、私のバラ掛けの保険には携行品が入っていなかったことが判明。ショック!
再び警察へ・・・。警察のボスも厳しい。
他の警官はカナダ人が怪しい、って言っているのに、ボスは
「彼はフレンドリーだし、そんなことはない。既に調べてあるし。」
その後、他の警官と共に宿に行く約束をしていたのに、ボスはその必要はないと言うのである。ダブルでショック!だ。怒りをこめた態度で警察を出た。涙が出てきた。
その後すぐにATMでお金を下ろしていると、警官が私を追ってきた。一緒に宿へ行こうと、。
「お金に困っているのか?」
彼はカメラがなくなった朝、
「君は美しい。」
と言ってきた失礼な奴である。
「ううん。お金は充分に持っているから大丈夫だ。」
と言っても駄目で、なんと私は警官からお金をもらってしまった。800円ほど。

それから、いろんな人に話を聞いてもらったり、泥棒市場へ行ったりとできるだけのことはしてみた。もう、ない、のである。
盗まれたときはかなりショックだった。今まで物を盗まれた人に何人も会ってきた。すっごく多い。そのときは彼らには申し訳ないけど、やっぱり人ごとだと思ってしまっていた。一緒に嘆いたりするものの、本当のショックは知る由もなかった。盗まれる、て本当に嫌なことだ。旅へのやる気もうせるし、憂鬱な気分がなかなかとれない。自己嫌悪と後悔、犯人への憎しみ。元気になるには開き直りしかない。
もう私はアナログ人間になります。せっかくはじめたブログもなかなか書けない。これからはノートに自分だけの日記を書く以外ない。
PDAについていた英語辞書もないし、つけていた出納帳もない。トルコから撮ってきたカメラのメモリーもない。カッパドキアとパルミラ。大好きでたーくさん撮った写真たちもないのだ。

あ、またぐちぐち言ってしまった。。。
そう、開き直りしか道はないのだ。

カナダ人、私はあなたを許せないーーー!!証拠を残しておけー!
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by mayupura | 2006-08-14 22:52 | 中東

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