昼はつらく、夜はたのしー。

早いものでイエメン滞在も2週間となった。最近はもっぱらネット、ネット。あとは、隙あらば宿に戻って映画鑑賞。サナアの安宿にはテレビが付いている上に英語の放送も見れる。CNNと映画チャンネル。映画は早口の英語で何がなんだかさっぱり分かんないけど、中には有名なのもあってなかなか楽しめる。

イエメンは何度も言うようだけど、隠された純粋な生きたイスラム世界だ。男の人は白かベージュ、茶色のワンピースを着、上にはジャケットをはおる。腰にはベルトとナイフを差している。頭には(名前忘れたけど)布を巻いている。女の人は95%顔を隠し、黒かカラフルなインド・ファブリック(買っちゃった。)を全身にまとっている。今まで旅してきたシリア、ヨルダン、エジプトもちゃんとしたイスラム国だけど、ここはまた違った雰囲気であり、独特のふわふわ感(?)が漂う。
初めて入った人はだいたい「おおおお~~☆」と驚くに違いない。

イエメン人はやっぱり気性が荒い。基本的には笑顔が多く、観光客にも優しく、おっとりとした印象があるけど、怒り始めるとただのアラブ人と化する。昨夜も寝ているとき、隣で喧嘩があって目が覚めてしまった。男と女の言い争いのようである。
昨日の昼は昼で宿に泊まっているジプチ人女性がスタッフに向かってヒステリックに怒ってた。こういうときは他の国と同様、周りの知人が押さえ込む。抑えないと殴りかかっていく勢いなのだ。

観光は何箇所かした。ロックパレス、シバームとコーカバン、マナハとハジャラ、サユーンとシバーム。一番良かったのはマナハとハジャラだ。まるでネパールの山の村のような落ち着きがあって良かった。ハジャラを遠めから見た感じも雰囲気たっぷりですごく良かった。
楽しかったものの、行くまでの苦労がどうしても前面に出てきてしまう。ラマダン中なのでご飯も水も口にすることができない。また、特に金曜日は特にひどいのだけど、乗り合いタクシーに人が集まらない。ラマダンは基本的に夜行性になるので、昼の12時頃ではまだみんな眠たそうな目をして歩いているのだ。だから早く起きて観光~、ということが不可能なのだ。かといって、夜に観光行ってもしょうもないし。
だけどラマダンにイエメンに来れて良かったという面もある。昼はともかく、夜が楽しいのだ。昼とはまったく別世界で活気に満ち溢れる。旧市街は爆竹で遊ぶ子供やら、買い物を楽しむファミリーやらでにぎわう。安宿の方にある中心地はさらに盛り上がっていて、出店がずっと続き、夜中だというのに交通渋滞が起きている。昼間ほとんど見ない女性もたくさん現れ、夜な夜な遊んでる(笑)。人がいっぱいいるため、夜の外出も安全なのだ。逆に朝早くに歩いている方が怖いぐらいだ。

すっかり馴染んだこの世界とも明日でとうとうお別れ。
ラマダーンのためメンバーを見つけられず行けなかったシャハラ・ツアーとまだ原始時代のような生活をしているというスコトラ島に行けなかったのは残念!また機会があればイエメンにもう一度来てみたいと思う今日この頃・・・。
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by mayupura | 2006-10-08 20:17 | 中東

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