穏やかに時が流れるザンジバル島。

タンザニア本島の東に位置する離島、ザンジバル。昔はひとつの国として栄えていた島。本島とは違い、イスラム教徒が住むのどかな島だ。ここは本土の活気から離れ、のんびり優雅に過ごしたい旅人が訪れる。問題は物価の高さか。安宿は存在しなく、ホテルは安くても一人一泊9ドルはかかる。

フェリーを降り立つと、南国の匂い、いや、湿度がむっと押し寄せた。あいにくの雨模様だ。せっかくの椰子の木も台無し。こんな空気ではリゾートにやってきたぞぉって気合は出て来ん。アラさんと二人で現地人を振り払い振り払い、重いバックパックを背負ったまま歩き始めた。

うざい、うざいのだ。
とにかく安いホテルを探したい私らに、自称ガイドがたくさん付いてくるではないか。
「道を案内してあげるよ。」
「あそこのホテルがいいよ。」
聞いてもいないのに、本気でしつこい。アラさんなんて怒鳴っているのにそれでも半笑いしながらテクテク後ろをついてくる。気持ち悪い。長いと30分以上付いてくる。

最初こそそんなしつこい現地人に囲まれたものの、ザンジバルはやっぱりいいところだった。人は陽気で穏やか、観光客を大切にする。旧市街は寂れていて雰囲気が出ているし、ここ独自の絵やお土産を見て歩くのも楽しい。そして決まって夜ご飯はシーフード屋台!海から取ったばかりの魚介類をそこでそのまま焼いているのを買っていくのだ。屋台はたくさん並び、活気ある。イスラム教だけどお酒もあるし、夜遅くまでにぎわう。

パジェは東端にあるビーチのひとつ。日本人女性がそこでホテルを経営しているというので、ミニバスに揺られること1時間半。・・・すごい、リゾートホテルではないか!!宿泊料なんて聞けないぐらいに立派な建物だ。レストランもお洒落、日本食も出している。泊まる余裕のない私たちはそこでご飯を食べて、ゆっくりビーチで遊んで日帰りで帰ることに決めた。

海はとっ~~てもきれい!
モルジブ、ハワイなどのダイビング大御所は行ったことあるアラさんでさえ、
「わたし、新婚旅行はここに決めた!!!」
って張り切ってたぐらいだ。
遠浅がどこまでも続くので海全体が本気でエメラルド・グリーンだ。遠浅すぎて歩いても歩いてもシュノーケルできないことが物語っているだろう。それだけこの海は他の海に比べると色が薄くきれいなのだ。
残念ながら遠浅すぎて中に潜れないし、魚もごくわずか。それは残念だった。ここはレストランからぼっーと海を眺めているぐらいがちょうどいいのかもしれない。

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ザンジバルではいよいよアラさんとお別れ。こんなに長く旅した女の子の友達は初めてだけあってすごく寂しい。しかもフェリー乗り場で私が見送られた。見送るアラさんはもっと寂しかっただろう。でもまた南米か日本で会う約束をした。アラさんとは気が合うし、一緒にいて楽。それでいてアラさんは旅への目線が真剣でピュアなのでこちらまで楽しませてもらえる。またいつか会いましょう~

 
旧市街の中。

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by mayupura | 2006-11-12 15:44 | アフリカ

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