小トレッキング@ゾンバ

キリマンジャロ登山のために練習をしよう!と思い立った。
マラウィは南部にあるゾンバ。ここは標高2000mの山なので日帰りで帰ってこれる。近くの3000mの山も考えたのだけど、ツアーでの1泊2日以上というのは今のスケジュール上つらい。

ゾンバの町に着いたのは夜遅く。BTを離れるとバスを降りた人々は帰途を目指しすたすたと歩き去っていってしまう。私も変に目立ちたくないので、方向もよく分からないまま歩き出した。BTはまだひと気があったが、通りに出ると真っ暗。路上の隅にはホームレスらしくファミリーがもぞもぞと何かしてる。う~ん、、やばい治安が悪いぞ。最初に道を聞いた時も間違えてホームレスに聞いてしまった。「はぁ?俺にゃなんも分からんぞぉ」みたいな顔された。道は暗くなる一方なのでUターン。すると今度は普通の人がいたので再度道を尋ねる。男性で彼もどんな人なのか、家があるのか?とかさえ一切分からないが、とにかく案内してくれるようなので付いて行くことにした。なんか大丈夫だと思ったのだ。彼はちゃんと宿までの道を案内してくれた。フロントの人としゃべってる。私は変なことがあったら嫌なのでタバコを数本プレゼントした。ニコニコだった。タバコ効果はやっぱしアル。

翌朝起きるとあいにくの雨。アフリカを出る日時も迫ってきている。本当は買っておいた飛行機チケットをちょっと延ばそうと思ってメールで問い合わせていたんだけど、年末に近いだけあって変更できない。できる日もあるけどそれは値段の高い席だった。
でも雨はしょうがない。午前中はベッドの上で旅の疲れをとるべく、久しぶりにだらだらと惰眠を貪った。

雨があがった。憂鬱だった気分も晴れてきた。身体も調子よくなってきた。
さぁぁぁ、山だ!
山の登山口は1000mの地点から。町から出発し、入口まで歩く途中で数人の現地人に声をかけられた。
「私はガイドだ。案内しようか?」
とにかく全部断った。1000mぐらい私一人で歩ける!お金を要らないよ、と言ってくる輩もいたけどそんな奴ほど信用おけん。

山の周囲をぐるぐるとゆっくりとカーブして歩いていく。ゆるやかだし、自然はきれいだし気持ちがいい。気を切ったり運んだりして労働している現地人が手を振ってくる。仕事が欲しくて話し掛けてくる男の子たち。自転車で丸太を頂上までよたよたしながら運ぶ老人。猿がキーキーと木の上から声をたてる。いろんな場面がある。

気分がいい。だけど雨があがった時間が遅かったせいか、夕日の時間が迫ってきた。やばいぞ。下りは時間がかからないとしても、日が落ちたあとの山は危険がいっぱいそうだ。その辺にいる人に、
「頂上からバスはあるか?」
と聞いてみるとないとのこと。でも頂上のホテル&レストランに行けばどうにかなるんじゃないか?って話だった。夕方降りるのは危険であるのと同時に疲れてもいたので一気に車で下りれることを願う。

高級なレストランでお茶を飲んだ。別に飲まなくてもいいのだけど、ここのホテルの人が下まで無料で送ってくれるというのだからお茶ぐらいしようって思ったのだ。このレベルにしては値段も安い。30分ほどそこで過ごすと、「出発しますよ~」とのお声。
外に出るとまだ準備は整っていないようだ。警備室のおじちゃんに果物をもらったりしておしゃべりをして時間を潰した。そのさらに30分後ぐらいにホテルの従業員である女性の車で出発した。彼女はゾンバの町に住んでいて仕事が終わったので帰るところなのだそうだ。山の上でも赤いハイヒールをはきお洒落してる。車も高級だ。たった今山を登ってきたばかりの小汚い私を助手席に乗せて・・・。あああ運が良かったのだろうけど、親切な人に出会えて良かった~~~!
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by mayupura | 2006-11-24 15:51 | アフリカ

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