カテゴリ:ヨーロッパ( 73 )

悪い人じゃぁないんだけどね・・・。

スプリットから日帰りで行けるのがトロギール。ここは小さな島で四方を海、川に囲まれている。遠めから見ると、城壁に囲まれた旧市街が海の中にポツリと浮かんで見える。そんな姿を拝んで見たくて、ローカルバスに揺られることこと45分。

期待しすぎたのか分からないけど、大したことはなかった。旧市街はもうヨーロッパで何度も見てきたし、ごくフツーのものでは心移されない。くねくねとくねった細い路地、古いような新しいような建物。とにかく、レストランやカフェの数が多いと思った。家がそこにあればみんなカフェをやる!そんな勢い。たぶん、この島は遠めから見るとか、空の上から見た方が風情があるんじゃないかと思う。

どうしても、ザグレブと比べてしまう。ザグレブの方が数段、感動が大きかった。
ザグレブがあんなに楽しめたのはたぶん考えられる理由として、短時間で見たから、細々としたものより大きく迫力のある建築物が多い(首都だし)からかな~って思う。いろんなタイミングがあるとも思うけど。

翌日はスプリットの旧市街を見た。スプリットはローマの大聖堂や神殿が残る場所であり、な、なんと世界遺産に選ばれているそうな。トロギールよりは一目見た時の感動が大きかったけど、ちょっとしょぼくて驚きだ。スプリットは沿岸都市では最大の規模らしいし、大きな主要港でもある。各地への観光の拠点にもなるし、どちらかと言うと観光というより便利な街と言った方がいいかも。

スプリットやトロギールより感動したのが、スプリットからドヴロブニクへ行くバスからの風景だ。断崖絶壁の山がずっと連なっていたり、きれいなアドリア海も見れる。旧市街もいいけど、クロアチアは自然豊かなのでそちらを楽しんだ方がオススメかも。

さてさて、今回もプライベート・ルームに宿泊した。駅を降り立つと、お馴染みちょっとしつこい系の客引きがわらわらとやって来た。その中の一人、ずっとしつこく付いて来るおっさんがいた。値段がある程度下がったんで、私はそのおっさんに付いて行くことにした。でもそれでも120Kn、約2200円もする。テレビやらキッチンが付くのはもちろんありがたいけどそれよりももっと値段を下げて欲しいもんだ。

家に到着すると、自分が作っている畑を紹介されたり、コーヒーや果物をいただいたり、実にアットホームな雰囲気になった。
「夜ご飯は8時ね。クロアチアン料理だよ。値段もすっごく安く12Knだから。どう?」
とまあ、悪くない話だと思ったのでOKした。予定通り8時きっかりに彼はやって来た。しかも突然部屋に。私はOKした時はてっきり家の妹か誰かが料理をし、泊まっているみんなで食べるのかと思っていたけどそうじゃなかった。行く先は地元の人しか知らない看板もないレストランだった。おっさんは昼間は正真正銘おっさんだけど、夜になった途端「顔が変わった」のだ。スーツを着用したこと、デート(??)のためか表情が真剣だった。

おっさんは(50歳)結婚していない。だから私と結婚しようとふざけたことを言うのだ。しかも、明日は宿泊代はいらないからもう1泊してくれと言うし、明日は近くのビーチまで一緒に遊びに行こうと誘って来る始末。もちろん、何度もお断りするのだけど、5分後には同じことを再び言われる。おっさん、君は駆け引きじゃなく、客引きを楽しんでいるんだろう・・・。でもちゃっかりご飯だけはおごってもらったけど。
その宿(スプリットは満足もしていたし)は1泊で出た。出て行く時のおっさんの寂しそうな顔が目に焼き付いている。悪い人じゃあないんだけどね。
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by mayupura | 2006-06-08 23:17 | ヨーロッパ

再会の多い日。

ドブロヴニクは魔女の宅急便の舞台になったことで有名な場所。オレンジ色の屋根の家々が並び、アドレア海の真珠と呼ばれる蒼色の海がとてもきれい。

ユースに泊まるべきか、プライベートルームに泊まるか悩みフラフラとさ迷い歩いていると、鼻歌を歌いながら怪しげに近づいて来る男性がいた。聞くところによると彼はプライベートルームを持っているらしい。だけどそこから7Kmも離れている。躊躇していると、
「僕は日本人が好きだよ。それに前に20年旅してたからね、旅人の気持ちはよく分かるよ。タダで泊まらせてあげるよ。」
別に悪い人じゃなさそうだし、旅の話もいろいろ聞いてみたかったけど、やっぱり一人じゃ危険かもしれない・・・のでお断りした。それにしてもいろんな人がいるもんだ。

宿も決まり、近くのスーパーに入ろうとした時のこと。あれ~、、何か見たことあるような子がいる、と思った瞬間、
「ああ!まゆみさ~ん」
ローマで会った日本人の女の子だった。しかもお互いクロアチアへ行くとは話していなかったのでビックリ。道端で話し込み、一緒にスーパーで買物した。

その子とお茶をしようと歩いている時のことだった。あれ~、、何かケイコ(トルコで会い、マケドニアでも偶然再会してる。全部で8回目の再会!)に似てるな~と思い、
「ケイコちゃ~ん!」
と声を掛けてみた。顔があまりにも真剣だったので別人かなって疑いもあったのだ。
「わ~~~!まゆちゃ~ん!」
ハグをし、お互いの近況を話し合った。ケイコと共に動いてる他の3人が少し離れた場所にいると言うので、みんなにも会いに行った。みんなともハグし合い、久しぶりの再会。ケイコとユッコは疲れていたのもあったようで涙まで流してくれた。ほんと、嬉しい・・・。私も一人で旅をし、寂しい思いが高まった時期だっただけに本当に嬉しかった。

意外にもここの物価が高いので1泊だけで出ようと思っていたけど、みんなと部屋をシェアできること、そして3日ケ後にはケイコの誕生日ということもあり、プラス2泊することを決心した。
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by MAYUPURA | 2006-06-08 23:00 | ヨーロッパ

雨のザグレブ。

再び、雨。
夜発のスプリット行きのチケットを買い、溜息。荷物を預けるのに15Kn(約300円)。イタリアではトイレ代に平気で(実は平気じゃないけど)1ユーロを払っていたのにここでは我慢。何にお金をかけるかはその時の状況次第だし、自分の気まぐれでもある。無料トイレを探し歩くこともあるし、疲れた勢いで高いコーヒーを飲んでしまう時もある。節約の旅もイロイロと大変なのだ。待ち時間は約4時間。どうせ全部の時間歩き回っているわけじゃないし、少しの距離ぐらいバックパックを背負って歩ける!と決意し、雨の中を歩きだした。

買ったばかりの傘でバックパックごと雨から守る。実に庶民的だ。意外にもザグレブはお洒落な都会で、こんな格好をしていると貧乏臭いのなんのって・・・。雨は靴の中まで侵入して来るし、肩は最近肩凝りで疲れて痛いし。最悪だ。日本はそろそろ雨季だろうか。こちらも雨が多いよ。。。

ザグレブの街はいい!
リュブリャーナから来ると、それが色あせるほどいい味を醸し出している。都会で人で溢れかえっているものの、趣きある建築物、威厳ある教会、その辺にポンポンある何かの像。なんていうか、いかにもヨーロッパですって言う雰囲気がある。街の構図がしっかりとしているし、美しい感じ!古い中にも新しいものが上手に溶け込んでいて全体的にハズレがない。
旧市街は駅から降り立った時のあのトキメキ瞬間より感動は少なかったものの、やっぱり素敵だった。ただね、もっといい場所はあったと思う。私は重い荷物のために階段を上がって行く度胸がなかったんですね~。途中で引き返して来ちゃったんで。(旧市街は丘の上にある。)
途中の路上ではトラディショナルなのかな?みんなで楽器に合わせてフォークダンスを踊ってた。雨なんか気にせず、みんな楽しそうに踊ってた。こういうのっていいね。

っというようにすっかり気に入っちゃいました。やっぱり、クロアチアやるじゃないですか~。

■info
・ザグレブ駅につながっている地下街がおもしろい。カフェ、ショッピングなど時間を潰す場所がたくさんある。トイレも無料。ローカルバスステーションの目の前にあるマックは空いていてオススメ。
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by mayupura | 2006-06-07 23:15 | ヨーロッパ

Republika Slovenija(スロヴェニア)


国名:Republika Slovenija(スロヴェニア)
訪れた場所:(※特に楽しかった場所は太文字、()内は滞在日数)リュブリャーナ(1)
期間:2006/06/05~06/06
レート:1SIT=約0.65円
感想:やっと物価の高いイタリアを抜けたーと喜んだのもつかの間、宿代がかつてないぐらいに高かったためショックを受ける。さらに翌日、雨に降られるという惨事が続き、早々とスロヴェニアを出ることになった。滞在日数トータル1日。
ヨーロッパの文化もフツーに息づいていて雰囲気はある。国自体が観光化を目指している様子がまざまざと分かる。親切な道表示、詳しいフリーマップ。英語も通じるので旅するには楽だけど、それ相応のおもしろい見所が少ない気がする。


満足度(評価)は幸運の7段階♪
結論!   ★★★☆☆☆☆
人     ★★☆☆☆☆☆
おもしろさ ★★☆☆☆☆☆
清潔さ   ★★★★☆☆☆
快適度   ★★★☆☆☆☆
料理    ★★★☆☆☆☆
物価    ★★★☆☆☆☆
見所    ★★★☆☆☆☆

data

■移動
◎リュブリャーナ15:40→ザグレブ(クロアチア)18:15 列車2,852SIT(11.9ユーロ)・・・
※その他列車時刻は13:20,14:08など。バスは2:30,7:30(13.27euro),20:00(11.27euro)など。

■宿
◎リュブリャーナ Celica ドミ(3人部屋)5,250SIT・・・最後の空きべどだったため高くついてしまった。室内にシャワートイレ付き。シーツ清潔、バスタオル付き。BARレストラン併設で西洋人が集っている。贅沢な朝食付き。

■使ったお金
9,800SIT=6,370円 一日平均4,247円

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by mayupura | 2006-06-06 23:14 | ヨーロッパ

リュブリャーナ。

悲しく通り過ぎるかな、緑豊かな国。

雨が降ってる。そして宿代が高い。
そんなどうしようもない理由により、スロヴェニアの滞在はほんの1日。だからはっきり言って、私はスロヴェニアについてほとんど知らないに等しいのかもしれない。

スロヴェニアの首都はリュブリャーナ。周りはイタリア、オーストリア、ハンガリーなどの隣に位置するが、なぜかあまり知られていない。ローマの宿で会った女の子たちに言っても「はぁ?」って感じの顔してた。そうだよね、ぱっとしない国だよね。
旧ユーゴ国としては一番目に独立をした国でもあり、経済的にもまあ豊か。だけど首都は首都でありながら田舎風景で、緑に囲まれた国でもある。見所としては、鍾乳洞や湖が有名。観光業にも力を入れている様子で、街の至る所に英語標記があるし、フリーで置かれている地図もかなりの充実ぶりだ。観光客の少ないところを狙う人、残されてる自然を楽しみたい人、節約したい人にはいい場所かもしれない。が、問題は安宿が少ないことかもしれない・・・。

リュブリャーナの街はとってもコンパクトで、2時間もフラフラしていればそれで満足できてしまう。噂でもよく、「リュブリャーナは何もない」って聞いていたが本当その通りだ。どちらかと言うとメリハリがない。もっとのんびり滞在すれば本当の良さが分かるのかもしれないけど・・・。

最近、ドミに泊まると西洋人がいっぱいであることが多い。もちろん、ここはヨーロッパなんで当たり前だけど、完璧な白人社会であることを思い知らされる。なんとなく居心地が悪いのだ。たぶん、アジアで会うヨーロピアン貧乏旅行者とは違う人種なんだろう。短期旅行などでお金に困らない旅をしてると思う。夜はみんなで併設されたBARで飲み明かし、昼間はホテル内からなかなか出ない。リュブリャーナなんかは昼間に街を歩いていても観光客に出会わないけど、ホテル内ではたくさん見かけるのだ。でもまあ、そういう旅スタイルも楽しそうだね。日本人宿だって同じ感じだものね。

締めは、、何だろう?
雨が降らない限りは美しいと有名なブレッド湖、もしくは世界遺産でもあるシュコツィヤン鍾乳洞に行くといいかも。リュブリャーナは小さくて素朴。川沿いにたたずむ旧市街は雰囲気ある。雨の降らない日にでも散歩に出掛けて見てくださーい。

■info
・インターネット 1.25euro/~15分 2.25euro/~30分 3.5euro/~60分
・バス・ターミナルの検索マシーンで各地の発着・料金が調べられる。国外でも可能なので便利。
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by mayupura | 2006-06-06 23:08 | ヨーロッパ

Italy(イタリア)


国名:Italy(イタリア)
訪れた場所:(※特に楽しかった場所は太文字、()内は滞在日数 ):バーリ(0.5)、ナポリ(1.5)、ローマ(3.5)、ベネチア(0.5)
期間:2006/05/31~06/05
レート:1euro=約145円
感想:歴史の深いイタリアでは遺跡や建築物などを見たり、主に観光に励んだ。国自体が既に観光名所みたいなもので、観光客がいっぱいの印象。今まで訪れた国の中でもインパクトは強く、異国情緒を感じた。人は都市部では冷たいけど、田舎の方に行くと気さくでフレンドリー。長期滞在してみたい国のひとつ。不満は、物価が高いところ!


満足度(評価)は幸運の7段階♪
結論!   ★★★★★★☆
人     ★★★★☆☆☆
おもしろさ ★★★★☆☆☆
清潔さ   ★★★☆☆☆☆
快適度   ★★★☆☆☆☆
料理    ★★★★★☆☆
物価    ★☆☆☆☆☆☆
見所    ★★★★★★☆

data

■移動
◎バーリ15:43→*Casertaで乗換(18:35着,18:50発)→ナポリ19:28 列車27.52ユーロ・・・遅れたため到着は20:20頃だった。0:06発の夜行列車は2等なら22ユーロ。
◎ナポリ14:36→ローマ17:40 列車20.21ユーロ・・・購入時は11.21ユーロだったのになぜか車両で追加料金9ユーロを払った。
◎ローマ(ROMA TIRBURTINA駅発)0:05→ヴェネチア翌7:30 列車25.41・・・座席でかなり寝ずらかったけど、料金は他の便に比べ約半額という安さ。結構混んでいた。
◎ヴェネチア15:44→リュブリャーナ(スロヴェニア)19:50 列車25ユーロ

■宿
◎ナポリ Fablic Hostel ドミ14.80ユーロ・・・新しいらしくとってもきれい。下はレストラン&Bar、テレビがあるラウンジもあり。パスタ3euro~,朝食1.5euro。各ベッドにロッカー、ライト付き。シャワーは最新式(?)で上からも下からも噴射式のシャワーが勢いよく出て来る。すっげ~。場所・・・セントラル駅から「Circumvesuviana」という私鉄のようなものに乗り、15分ほど行った所の「Portici Via Liberta」で下車。駅を出たら右折。すぐにT路地になるのでそこを左折。5分ぐらい歩くと広場に出る。右側に教会が見えるのでその手前を右折。20m歩いたらすぐ右側に看板が見える。街の人はみな知ってるので尋ねればすぐに分かる。、、白人社会のような宿だけど慣れればかなりいい宿かな?
◎ローマ Italian Inn シングル25ユーロ・・・ドミ(17euro)が空いていなかったためツイン部屋へ宿泊。5ユーロ安くしてくれた。トイレシャワー、冷蔵庫共同。スタッフは日本人。TERMINI駅を出たら、Santa Maria Maggioreの方へ向かい、その少し先を右折、2本目の通り(via del capocci)を左折。39番地。ドミの方には歩き方やマンガが多少あり。
◎ローマ CASA S.PVDENZIANA ドミ16ユーロ・・・上記が空いていないため、こちらを紹介してもらった。女性専用(キリスト系)の宿。Santa Maria Maggioreの方へ向かい、その少し先を右折、1本目の通りを右折。158番地。インターホンが1個しかないのでそれを押して開けてもらう。規則がやや厳しめだが清潔で安心感があって良し。冷蔵庫共同。

■使ったお金
257ユーロ=37,264円 一日平均7,453円

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by mayupura | 2006-06-05 23:07 | ヨーロッパ

水の都、ヴェネチア。

ヴェネチアをひとつの国にしてもいいんじゃないかと思う。
歴史ある建物の間を縫うようにたくさんの水路が流れている。こここそ古き良きヨーロッパの文化が息づいていると思う。何も考えなくとも気持ちは落ち着いてきて、ゆったりとした気分になる。

たくさんの水路があるため、交通手段は必然的にフェリーやボートとなる。歩いても回れる小さい街だけど、私はいきなり船(ヴァポレット)に乗り、まずはと雰囲気を味わった。大きい川沿いは港町のような雰囲気。そこから枝分かれする細い水路は住宅地の間を走っているため、生活感と古い文化がほどよく調和されていて、とっても趣き深い。
船が到着したのは予想外にも本物の住宅街で、フツーの一般生活を覗くことができた。噴水広場で遊ぶ親子や、犬の散歩をするお母さん。大きいスーパーもある。早速、ピザ、ヨーグルト、桃、チョコレートを買い込み、近くの公園で食べた。こんなにいろいろ買って3ユーロだ。ローマはどこに行っても観光地だから落ち着いてお弁当、、、なんて恥ずかしくてなかなかできなかったし、スーパー自体も少なかった。ああ、これだよこの節約生活。もう本当にイタリアではお金を使い過ぎちゃった。

一番の見所でもあるサン・マルコ寺院はディズニー・ランドみたい。
飾り付けがとてもきらびやかで、派手。おまけにバックではバイオリンの演奏もあるし、人が溢れるほどにいる。まさにディズニー。第一印象はとってもインパクトがある。きれい。

水路は見事にいっぱいある。道もクネクネしているので、気が付くと方向感覚を失ってる。細い道・水路付近ほど味があっておもしろい。水ははっきり言ってきれいじゃないけど(どっちかと言うとグレー。)、まさに想像通りの「絵になる光景」だった。上を見上げれば、風格ある古い建物。そのテラスには生活感のある洗濯物が干されてる。また、明るく引き立てる赤やオレンジの花。下を見下ろせば川があり、小さなボートが静かにたたずんでる。

川の数も多いけど、土産物屋の数もやたら多い。有名なヴェネチア・カーニバルのお面や、ガラス細工。どれも繊細でプロ仕様。見ているだけでおもしろかった。

ヴェネチアの歴史はきっと深いんだろうな。人間はだいたい川の近くに住む習性がある。だけどここはあまりにも川が多い気がする。昔からこのように船を使い、隣の島まで人も物も運んでいたんだろう。そんな不便な生活だけれどずっとみんなここに住み、普通よりもしかしたら居心地の良い空間を作り上げているのかもしれない。

■info
・ヴァポレットは一回券が5ユーロ。私は1枚しか買ってないけど、計5回乗船した(笑)。と言うのは、乗る時にほとんどチェックがないので(1度だけあった。)無賃乗船できてしまうのだ。

 
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by mayupura | 2006-06-05 23:04 | ヨーロッパ

ローマ・女子ドミトリー物語?

ローマは宗教施設の宿に泊まった。宿泊は女性のみ。室内の注意書きはイタリア語、日本語、韓国語、そしてたまに英語。日本人が集まる要素は多いな~っとは思ってたけど、やっぱりそうだった。2泊の夜には宿泊客の100%が日本人だった。

部屋は女子校ノリ、女子寮ノリ。
若い大学留学生2人、フランスに留学している子、元劇団四季で衣装として働いていた子、ハードな仕事を辞め、旅に出てきた子。みんながみんな一人旅をしていて、しかも日本人。夜はワインを飲みながら話に花が咲いた。

アジアを旅している時はほっとんど女の子に会わなかった。でも、ヨーロッパに入った途端、女の子との出会いが一気に増えた!逆に男の人には会わなくなったぐらいに。ヨーロッパはやっぱり女の子のアコガレの地なんだなぁ~。
それ以外にも「人種が変わった」と思う。アジアを旅する人種はどちらかと言うとのんびり派で、ヨーロッパがあまり好きじゃない。逆にヨーロッパを旅する人種はお金をかけて観光するタイプが多く、アジアへ行った経験もないに等しい。あと、留学系がものすごく多い。ゆとり派・節約派・沈没系のアジア旅人とヨーロッパ周遊ミニ旅行者とは、大きな違いがあるような気がするなぁ。

私の旅経歴を話すと、みんなすごくびっくりしてた。たぶん、1年半も旅した人には会ったことが無かったんだろう。トルコの日本人宿では旅して3年という人もザラだったのを考えるとどうもおかしい。


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by mayupura | 2006-06-04 23:02 | ヨーロッパ

建築物に魅せられたローマにて。

ローマの滞在は3泊もした。ナポリやバーリを見て以来、すっかりイタリアの虜になりつつある私は、どこかの街で骨休みしながらイタリアに少しでも長くいようと企んだのだ。
ローマはすごい。教会は600年前に建てられたものなんてザラだし、遺跡も遺跡跡もかなりたくさん存在する。ローマ帝国はすっごいものだと知っていたつもりではあったけど、やっぱり本物はスゴかった。そして現在もなおたくさんの歴史が残されているのは本気ですごいと思う。コロッセオからヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂にかけてなんかスゴイ。目の前に広がるのは、遥か昔のローマ帝国の面影を存分に残した異空間だ。アミューズメントパークとは似ても似つかない(いやきっと作れない。)。長い時代、時間をかけて人々が作り上げてきたたくさんのエネルギーと歴史が詰まってる。きっと歴史やイタリアに興味がない人でも「あっ!」と少なからず感慨を持つんじゃないかと思う。パノラマに広がるその世界はほんとうにすごかった。時が止まっちゃったのかと思ったよ。(笑)

イタリアに来て以来、再び分かったことがある。私の志向は。
遺跡<自然<=建築物
だ。遺跡はさすがにアジアからヨーロッパに入ってくれば、デザインも趣きも全く変わってくるんで最初こそ楽しんで見物できる。だけど、とにかく途中で飽きる。どこのものでも最初は楽しめるけど、何度も見ているうちに全部同じように見えてきてしまうし、なんの感想もなくなる。自然はいい。滝や川、山、海。似たような地域も多いけど、その場所様々に見せてくれる「顔」がある。特に山は気持ちを落ち着かせてくれて好き。
そして建築物。はっきし言ってヨーロッパはすごい!(笑)小さなパーツだって職人が時間をかけて作っていて、それがごく当たり前に飾られている。窓枠、ドアノブ、ドアの上の彫刻などなど。時間とお金をかけて作ったものは何世代にも渡って保存していくというその姿が格好いい。
ギリシアは歴史ある国のはずなのに、建物が小奇麗すぎ。新しいものに目をかけてるタイプだね。例えば、白く塗ればいいって思ってる節がある。(笑)イタリアはその逆で古い建物がそのままに残ってる。特にローマはそうだ。私はわざわざ静かで細い通りに入って行く。そうすると両側にそれらの古く素晴らしい建物がずらっと続いているのが見えるのだ。とにかく格好いいんだ。

3日もいたので、観光という観光はほとんどした。
バチカン、コロッセオ、トレビの泉、スペイン広場、真実の口、パンテノン。1日目に行ったコロッセオを含むその周辺はとてもおもしろく見れたけど、最終日(列車の待ち時間を含む)の観光はちっとも楽しめなかった。ちょうど日曜日で、「ローマの休日」(実は前から計画していて、ブログのタイトルもそれにしようと企んでた・・・)を楽しんじゃえ~なんて思っていたけど、周りは人、人、人。スペイン階段を写真に撮っても、階段の敷地面積の半分以上は人で隠されている状態。あと、カメラに収めようと思っている人の前を気を使って歩くのも骨が折れる。みんなな~んにも考えていないので、人の邪魔になろうが余裕顔で立ち止まる。しょうがないけど、人で溢れかえりすぎるのは良くない。良いものも良く見えないのだ!ってことで有名な名所の半分は楽しめなかった。名所じゃなくて人を見に行ってしまったようだ。

■info

・インターネット 1.5euro/1.5minute 2.5/30minute~
・イタリアの長距離移動のメインは列車。バスもたまにあるらしいが、値段も高いし不便。
・エントランス代がかかる見所はあまりない。私はバチカン以外は一切払ってない。コロッセオなどはお金がかかる上に長蛇の列。外からでも楽しめるよー。

 


ある教会に入ったらちょうど結婚式の真っ最中だった。
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by mayupura | 2006-06-04 23:01 | ヨーロッパ

バチカン帝国っていう国。

教会と美術館があるだけの小さな国。バチカン帝国。
それでも教会はカトリックの総本山であるし、豪華で厳か。博物館もかのミケラン・ジェロなどの彫刻を始め、有名な芸術品が展示されている。

朝、開館直前(8:45)に到着。毎日のように長蛇の列ができるらしいので早めに宿を出たのだ。いつもの私ではないような旅態度だ。すぐに入国(って言っても何もチェックはないし、イタリアと何ら変わりない)できたし、サン・ピエトロ教会にもすぐに入ることができた。
だけど、その後が悪かった。博物館を探したり、お菓子を食べるのに座り込んだりして時間を無駄に使ってしまったため、博物館に辿り着いたのは教会を出てからしばらく経った後だった。
・・・・それこそ長蛇の列。待つこと2時間半。今回の旅で観光のためにこんなに並んだことはかつてなかったし、今の私がどれだけ観光意欲に燃えているかが察しいただけるだろう。いや~、腰は痛くなるしきつかった。

サン・ピエトロ教会は大きくて、きれいで、すごかった。総本山であると言うことを自分の中で繰り返す度に鳥肌がたった。(単純。)バチカン博物館は芸術を知らない私でも楽しめた。ただ、ガイドブックに「ひとつひとつちゃんと見ていたら1週間はかかる。」って書いてあったので、必死になって回ったため、博物館トレッキングみたいになってしまった。(土曜日は14:30が閉館、入れたのは12:45だった。)1週間もかかるほど広くはなく、素直に信じて早く回ってしまった私は結局2周もしてしまった。相変わらずアホだ。

イタリアとの境界線もなく、当たり前にイタリア人がウロウロするこの国は不思議。「おい、ここはイタリアだろう。」と思っても歴としたちゃんとした国なのだからおもしろい。

■info

・前述してあるけど、イタリア(特にローマ)はバス代、トラム代を払わなくても大丈夫という変な常識がある。チケットはもちろん存在するし、刻印する機械も備え付けられている。けどみんな余裕で無視する。すごいいい加減だ!っていう訳で、バチカンへ行きバスに乗った時、私も勇気を出して無賃乗車をした。勇気を出したけど、他のイタリア人は余裕顔(当たり前顔?)だった。タダ乗り。勇気のある方は是非是非・・・。
・バチカン博物館は入場料12ユーロ。偽学生証でも見せれば8ユーロにしてもらえる。月の最終日曜日は無料になるらしいが、すごい混み様だろうな・・・。

 
サンピエトロ教会内部(左) バチカン博物館内部(右)
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by mayupura | 2006-06-03 22:59 | ヨーロッパ