ナチュラル・ハイジーン覚書
2017年 05月 01日
●歴史
・古代ギリシャ ヒポクラテス(B.C.400)は言った「あなたが食べるものはあなたにとっての薬である。」
・ナチュラルハイジーンの原型 「アメリカ生理学会」1830年設立 アメリカ(世界)初のヘルスフードストアーを展開した。
・ハーバードM・シェルトン 「全国ハイジーン協会」を設立
"自然の法則・宇宙の真理・科学の原則は健康との関係において他のものと同様、一定で不動、不変である。"
●ナチュハイの根本原理
セルフクレンジング 浄化
セルフヒーリング 治療力
セルフメインティング 機能維持
・人間の体は自然の最も優れた創造物。ひとつの細胞が保持している知恵は全人類の知識を全て寄せ集めたものより優れている。体内の最も小さな細胞さえその細胞の中の1番小さな構成成分の約10億倍もある。
・体内には肝をつぶすようなすごい細胞が60兆もある。細胞核の中の染色体、その中に遺伝子、その中にDNAが存在する。そのDNAを取り出しても氷ひとつのサイズ程度でしかない。それにかかわらず、DNAのもつれをほぐしてひとつに繋げると、地球と太陽の間を400往復以上できるぐらいとてつもない長さになる。
・1日1000兆ものの作業を完璧に24時間こなしている
・心臓は24時間に10万回鼓動
・皮膚には400万個以上の毛穴←心臓の冷却
・脳には250億以上ものの細胞からできている。Etc・・・
・食べ物が病気を引き起こす。驚くべき体のメカニズムが誰にも自然と備わっている。つまり、不健康な身体は権利の破棄である。
・従来型の食事をしている人はエネルギーの60~70%を消化活動に費やしている。消化に要するエネルギーは水泳以上または、フルマラソンに必要な1600キロカロリー以上のエネルギーを消化に費やしている。身体にふさわしくない食べものに使っているエネルギーを減らす。デトックス・クレンジングの必要性
・人は食べ物から身体に必要なものを利用しているものの、使えなかったものを捨てていない
・体がエネルギーを自由に使えるようにすること。減量だけでなく体力の低下を改善するものとして考えられた。
●毒血症
・毒血症とは全ての病気の根源である。
・理由1 自然なプロセス(*)による細胞の入れ替え、代謝のプロセスが正常に働いていない。
*一日に3000億から8000億の細胞が新しく取り替えられている
・理由2 残留物や食物の副産物が身体に溜まり、細胞内便秘を起こしている。
本来の形ではない加工品を食べることで消化吸収が不完全になり、毒の飽和状態となる。おならもウンチも臭い。また、臭いはお腹の中の臭いでもある。
・私たちの体は本来は生理機能、構造上はたくさんの加工された食べ物を処理するように作られていない。
・毒性物質は酸である。組織は中和するために水を体内に溜め込む。また酸は腸壁から漏れ出し、組織に溜め込む。
・結果として、肥満、不快感、だるさ、無気力などの原因となる。
・子宮は自身の身体を守るため、出血を増やしていく、生理痛を起こす。
・サバイバル手段として、毒素を急速に排泄させるために子宮を代理の排泄手段とする。
・排泄が不完全なほど、内膜に炎症が生じる。毒素は子宮内膜を傷つけ、炎症を起こす。
・肝臓が本来のような濾過装置として機能していないと、月経機能が代理とされる。そして、子宮に負担が掛かる。
・月経時に強烈な酸が子宮の出口めがけて流れ出す。内膜が刺激され炎症が起き、弱った子宮はますます炎症。毒を濾過する肝臓も弱り、むくみ、体重増加も起こる。
・体内の毒性物質が溜まることは、肥満のリスクとなる。
・クレンジングを始めると不快な副作用が出る人もいるが、組織がどの程度汚れているかによって個人差がある。
不快を感じる人はおおよそ全体の10%。最初はゆっくりとしたペースで行うと良い。
胸張りは48時間以内、最高でも72時間以内には落ち着く。その他、頭痛、痛み、疲れ、下痢、吐き気、鼻水などがある。不快感があるとしても、薬を飲まないこと、脱水症状について心配しないこと。
効率の良いサイクル
◎正午~PM8:00・・・補給
・・・摂取と消化 食べることと食べたものの分解
◎PM8:00~AM4:00・・・同化
・・・吸収と利用 身体への同化
◎AM4:00~正午・・・排泄
・・・体内の老廃物と食物カスの排出
・癌や心臓病 90~95%は予防できる。
・果物・野菜を食べると草食動物のような穏やかさを得られる。リッチな食事のような一時的な喜びのためではない。
・食べ過ぎてしまうのは身体が食物の栄養素を吸収してくれてないからである。
・病気の理由は食べていないからでなく、食べているからである。病気とは浄化作業、自己防衛の現れである。食事は取らずに安静していることがベスト。
●水
・人体も地球も70%は水である。
・少なくとも70%の水分を占める食事をする。いかに水分を摂取するかがキーポイントとなる。水分は身体に滋養を与え、体から毒性を洗い流す。
・果物・野菜を摂ること。凝縮食品(パン、米、肉、魚、乳製品)の水分は30%である。
・生きた水は糖、ビタミン、ミネラル、タンパク質、アミノ酸、酵素、炭水化物、脂肪酸、全ての栄養素を含む。そしてこれらの栄養素を体内の隅々まで運ぶ。また、老廃物を拾い集めて流してくれる。
・ただの水は酵素や生命を保つ他の要素を体内に運ばない。水分はきちんと果物や野菜から摂っていれば身体が欲さがらない。
・水を飲むのであれば蒸留水。蒸留水は有機・ミネラルを抽出しないが、無機ミネラルを排出する。
・山の湧き水はインオーガニック・ミネラル(有機組織に欠ける無機ミネラル)であり、無機ミネラルを利用し、急いで排出できないので良くない。また、コレステロールと結びやすく、動脈内に厚いプラーク層を形成する。
・食事をしながら水を飲むと、消化液を薄めてしまい、消化を妨げる。
●生きた食べ物・酵素
・生きた食材を摂る = Living Food
・酵素は摂氏54.4度で死滅する。
・酵素は生きた細胞の原子と分子の中に存在する「生命の源」である。人体と植物の酵素の原子は酷似していて、互いに引き寄せる。
人体には消化酵素と代謝酵素と300種類の酵素があるが、年齢と共に低下する。食物が持つ植物酵素(果物が熟すために働く力)を摂ることによってそれを防ぐ。
・ローフードの消化エネルギーは加熱料理の1/2~1/3
・加熱料理は20%以下にすることを目指す
・加熱料理はバイオフォトン(太陽エネルギー)を失う。バイオフォトンはエネルギーレベルを上げ、病気予防、デトックス、ヒーリング効果を高める。
・加熱料理はルティン、ゼアキサンチン、βクリプトキサンチンのようなカロテノイド類のバイオ・アベイラビリティー(生体利用効率)を減らす。例外としてトマトのリコピン、αカロチンなど加熱することで増加するバイオ・アベイラビリティーも中にはある。
●動物
・野生の肉食動物は通例として、肉食動物を食べない。本能的に植物を食べる動物を選んで食べている。
また、草食動物を食べる時は、草食動物が食べた植物や果物が消化され、水分を多く含んだ腸から食べ始める。
・信じがたいほど強い腕力を持つシルバーバックゴリラは食べるのは果物・野菜のみである。スタミナ=肉という方程式はない。
●食べ物の組み合わせ方。
・人間の体は2つ以上の凝縮食品(パン、米、肉、魚、乳製品)は同時に消化できるように作られていない。
・たんぱく質を分解するために消化酵素は酸性の液を要求する。でんぷんを分解するためにはアルカリ性の液を要求する。※胃の中は酸性のまま 食物酵素は加熱により破壊され、胃上部で予備消化できない。8時間後に胃から追い出され、腸へ追いやられるが排出まで20~40時間も要する。たんぱく質はアミノ酸への分解がうまくできず未消化となり、腐敗する。炭水化物は発酵する。たんぱく質は細胞のために利用されず、有毒な酸を作る。オナラ、腹張り、胸焼け、胃弱などの原因に。よって、たんぱく質と炭水化物は同時に食べるべきではない。便に未消化物が出る。発酵し、アルコールを醸造する=飲酒と同じ(肝臓をダメージ)
・凝縮食品であるナッツや木の実(穀類やイモ類と合わせない。フルーツとはOK)、種子類、発芽穀物、豆類は生きた食物酵素を含むので完全に消化する。
・一回の食事につき、一種類の凝縮食品にすること。きちんとした組み合わせであれば、栄養素の利用と抽出が最大限に行われる。食べ物が胃の中に留まるのも1.5~4時間だけ。
・炭水化物、でんぷん質食品 NG / 炭水化物、たんぱく質 NG
※炭水化物とでんぷん質の両方を供えてる豆類は消化液とその分泌タイミングを修正できるので大丈夫
・たんぱく質 と たんぱく質 NG
たんぱく質は非常に複雑な構造をしているので消化の調整が行えない。
・でんぷん質 と でんぷん質 まあ大丈夫。
≪例≫
米と豆、米と豆腐or納豆、アボガドサンドイッチとコーンチップなど
・アボガド と たんぱく質 NG
・たんぱく質を食べるなら、豆類、パン、イモ類、米は食べないこと。
●食べ方
・正しい組み合わせで食べれば8~12時間でお尻から出ていく。
・芋、穀類、乳製品、動物性タンパク質は遅い時間に食べる。
・理想の消化活動を行わせるには、寝る時間の最低でも3時間の余裕を持たせる。PM5:00が理想。
・米は副菜とすること
●朝食
・朝の気分の悪さは体内に毒素が留まっている証拠。
・食べる時間で身体に悪影響を与える最悪の時間帯は午前。
・実は人間は朝食を必要としていない。肝臓には充分なブドウ糖の貯えがある。(約2000キロカロリー)
・朝の時間・サイクルは排泄に回すべきで、消化に当てるべきではない。
●果物
・人類がすんなり受け入れられる唯一の食物
・自ら消化酵素を持ち、熟した時には消化が済んでいる。体内に入ると同時にブドウ糖の形になる。胃で消化される必要のない食べ物。熟した果物は数分~20分で使えるエネルギーとなる。
※人間の燃料価値(必須栄養素) ブドウ糖90%、アミノ酸4~5%、ミネラル3~4%、脂肪酸1%強、ビタミン1%以下
・老廃物を除き、活力を与え、体は効率良く機能する。
・消化に使うエネルギーはごくわずか。約10%(肉は70%)。バナナ、デーツ以外はあらかじめ消化されているので胃に留まるのはほんのわずかで20~30分。全ての栄養素は腸で短時間で吸収される。生命力ある状態であれば、1時間以内にゆっくりと血液へと流れる。
・体内に入るとアルカリ性になり、体内で作られた酸を中和する。
・心臓病、発作の危険減らす。
・低血糖症から開放される。
・良質のブドウ糖
・インスリンの助けが不要
・朝に果物だけだとエネルギー不足になると言ってる人 老廃物の排泄のために浄化作業を集中的に行っているから血糖値が低下している。代謝機能が正しくない証拠。
・バナナと母乳に含まれるタンパク質は同じ比率。バナナは優れた離乳食となる。
・果物を食べてトイレが近くなるのは、有害な老廃物が増えているから
寒くなると毛穴を閉じ、発汗することより排泄をすることで老廃物を出すようになる。
●果物の食べ方
・朝~正午までは新鮮な果物かフルーツジュースのみにする。
この時間のサイクルは排出の時。本来は何も食べない方が良いが、食べても良い唯一の食べ物が果物である。
コーヒーやサプリも摂るのであれば午後以降にする。
・他のものと一緒に食べない
・食後のデザートにしない
・空腹時に食べる ※前に食べたものにつっかえ、発酵してしまう。
最低でも前の食事から3時間経ってから食べること。ただし空腹であれば待たずに食べても良い。(※正しい組み合わせの食事の後なら3時間だけど、肉や魚の後であれば4時間、正しくない組み合わせであれば8時以上を置く。野菜のみの後なら2時間以上置けば良い。)
果物を食べてから他のものを食べる時は最低20分は空けること。
・水分の多い果物から先に食べる。
・果物に合わせて良い野菜はレタス、セロリ、白菜。果糖が吸収するのを遅くしてくれる。ダイエットに良い。
・缶詰、加工、加熱した果物はNG 濃縮還元ジュースは純粋な酸になっているので同じくNG。
・果物は基本室温保管がベスト
・バナナは他の果物より少し消化が遅く、胃を通過するまで45分かかる。
・繊維を取ってしまうフルーツジュースは一気に飲むと血糖値を混乱させる。飲むときは噛むようにゆっくり飲む。
・トマトは加熱すると、酸を出すが、ファイトケミカル、リコピン(抗酸化作用)を多く摂取できる。加熱トマトはたくさんのサラダと摂ると良い。
●果糖
・白砂糖などに比べ、ゆっくりと血液の中へ吸収されるので糖の洪水が起きない。
※果糖は果物の細胞組織に拘束されているため
・果糖を摂取した人は、水またはショ糖を摂取した人より次の食事の時に食べた量が平均479キロカロリー少ない。
カロリーは量より質である。カロリー計算は無駄である。
・果物は太らない。むしろ減量を加速する。
●野菜
・アブラナ科の植物はイソチオシアナート、グルコシノレートが豊富に含まれ、癌ファイターとなる!
・毎日サラダを食べる人は1日おきに食べる人に比べ、乳癌になるリスクが50%低い。またブロッコリー食べる人は食べない人の消火器の癌のリスクが1/10になる。
・生野菜450g、温野菜450g/日
●その他の良質な食材
・生ナッツや木の実類30~80g/日 良質なアミノ酸やカルシウムになる。
※炒ったものは身体を酸性にする。
※他の凝縮食品と摂らない。
・ピーナッツは豆で消化が他より掛かる。
・海藻類
・イモ類
・全粒粉、コーンミール、くず粉、グラハム粉、玄米粉、ライ麦粉、もち米、片栗粉
・コーントルティーヤ、コーンマフィン、チャパティ、ピタ
・天日干しのドライフルーツ ※凝縮食品となる
・寒天、かんぴょう、切り干し大根、くず、春雨、麩、干ししいたけ
・えのき、しいたけ、ナメコなど菌類
・天然醸造の醤油、味噌、みりん
・低温圧縮のオイル類
・おから、高野豆腐、豆乳、豆腐(天然ニガリ)、納豆、湯葉
・生のヨーグルト、サワークリーム、生クリーム、生バター ※あまり勧めていない
・ラーメンなら「かん水」が入っていないもの
・ソーセージ、燻製食品、黄色のチーズ、かまぼこはNG
※添加物を含まない食品を選ぶ。
●タンパク質
・動物はアミノ酸を製造できないので、たんぱく質源を栄養素の全ての原料を持ち合わせている植物から摂取している。またタンパク質はタンパク質を食べることによって体内で作られるのではなく、アミノ酸から作られる。食べ物の中のアミノ酸がどれだけ利用されるかが重要である。
・不足ではなく、過剰摂取が多い。
タンパク質の老廃物の70%を体内で再利用している。また、排出、髪、皮膚、発汗などから1日に約23gのタンパク質しか失わない。母乳の中ですら全体のたった5%。一ヶ月に690gのみの摂取で大丈夫。過剰に摂った分は老廃物として体内に蓄積されるだけ。
・23種のアミノ酸、15種は体内で合成、残りの8種は補給する必要→必須アミノ酸 果物、野菜、ナッツ、種子、発芽食品を摂れば充分に補える。むしろ利用できる栄養は肉より多い。≪例≫ バナナ、イチゴ5~10%、穀類6~14%、緑黄野菜50%(※平均)を摂れる。なお、ブロッコリーはステーキの2.2倍摂れる。バラエティに富んだ食べ物を食べよう。
アミノ酸プールとは消化したもの、老廃物のリサイクルなど様々なアミノ酸を貯蔵する。これらは肝臓や細胞によって増減しながらコントロールされている。
・タンパク質は成分構造が最も複雑。吸収、利用も複雑。排出されるまで50~60時間掛かる。
・タンパク質は多くの飽和脂肪酸を含み、心臓病を引き起こす。
・タンパク質は燃料やエネルギーを与えない、むしろ失う。食物繊維もほとんどない。
・体内には蓄えられている脂肪があるが、それは炭水化物次第である。
・食べるなら夜に
・運動するときは炭水化物を優先する。
・豆1カップ以下/日
●肉
・高ステロール、高タンパク、高脂肪
・大腸癌のリスクを作る
・食物繊維、抗酸化物質、ファイトケミカル(植物の色素や香りを構成し、健康を促進、免疫機能を高める)、ビタミン、ミネラルが全く含まれていない。
・加熱することで、複素環アミンや多環芳香族炭素などの強力な発がん性化合物が形成される。
・肉にはペニシリン、テトラサイクリン、セシウム137などの化学物質、抗生物質が入っているので、食べるならオーガニックなど質の高いものを選ぶこと。
・牛は4267?/日 もののメタンガスを排出、豚の排泄物はアンモニアガスを放出し、酸性雨を降らせる。
家畜を飼育するために熱帯雨林を牧場化することにより、自然破壊。
膨大な量の飼料(穀物、大豆)を必要とする。食肉は大豆生産の40倍、果物の50倍、小麦・ジャガイモの100倍の化石燃料を必要とする。
肉食は地球環境破壊に繋がる。海洋汚染もまた。。。
・肉をおいしく感じるのは、脳のアヘン剤受容体(快楽中枢)を刺激、ドーパミン(喜び、快楽)を分泌させるから。
・吸収されるカルシウムより代謝に使うカルシウムの量が増えてしまう。
●魚
・肉より魚の方が良いが、魚は大量の水銀や環境汚染物質(水中の900万倍を溜め込む)を含んでいる。水銀は酸化物質で動脈にダメージ、血栓を形成。心臓発作のリスクを与える。また、子供への障害ダメージにもなる。
魚を2度/週食べる人は食べない人の水銀量が7倍。それが低下するまでに数年掛かる。
・魚に多く含まれるEPA、DHAは役に立たない。オメガ3系を摂るなら、フラックスシードやクルミで代用できる。
・加熱魚より生魚の方が良い。食物連鎖の低いイワシが良い。
・妊婦はメカジキ、さめ、アマダイ、ヨコシマサワラ、マグロを食べるべきでない(米国食品医療品局・環境保護局)他の魚はせめて週に一度にすること。
・魚を食べる人は食べない人/小食の人の2倍乳癌になる。
●牛乳
・アメリカでは最も政治と結びついている食品、営利目的要素が高い。
・52種の抗生物質を含む。飽和脂肪酸、ホルモン、農薬、ウィルスなども。ベジタリアンの農薬レベルは肉食者の1~2%にしかすぎない。
・家畜が食べた飼料に含まれる大量の農薬は、牛乳を飲むことで体内へ運ばれる。
・牛乳の中にはカゼインという人間の母乳の3倍の量を含む成分がある。それらは牛の巨大な骨を発達させる役割。カゼインにはIFG-1という成分を大量に含む。
カゼインは消化が大変、腸にへばりつく習性がある。
・母牛が子牛をつなぎとめるために体内にモルヒネを含む。それが牛乳の中毒性につながる。
・牛乳を分解するのに必要なレニン、ラクターゼという消化酵素があるが、普通人間はそれは3歳で消失する。牛乳は身体にとっては異物である。
アジア人の80%以上が乳糖不耐症であって、牛乳中の糖を分解する酵素を持っていない。
・牛乳を飲めば飲むほど骨はもろくなる。チーズも同様。
・母乳は完璧な食べ物であり、赤ちゃんに与える最高の栄養である。大人になってからも違う生物の牛乳を飲み続けるのはとても不自然な行為である。
・妊娠中に牛乳を飲むことにより女児に悪い影響を与える→子宮内膜症を誘発。
・乳製品を摂る人は栄養素の吸収が少ない。
・単独で牛乳を飲むのも危ないが、不適切な組み合わせで摂る事で更なる災いをもたらす。
【参考資料】
http://www.hachidory.com/animal/00/id=417
●ヨーグルト
・ガラクトースを効率よく摂ってしまう。
・バクテリアによって乳糖がブドウ糖とガラクトースに分解されている。
・有用菌は人体がすでに作っている。プラントベースの食事を心がけていれば、腸内環境は整う。
・牛乳より多く乳糖が含まれる。
・人工的に加工処理されているものは乳製品の質を低下させ、栄養素として利用できない。
●その他乳製品
・バターを除く乳製品は極度の酸性形成食品である。バターなら生バターが良い。
・乳製品は身体を中和にするためにカルシウムを使っていく。=カルシウム不足
・骨粗しょう症の発症率は 1位アメリカ 2位フィンランド 3位スウェーデン と乳製品を摂る国民に多い。牛乳、チーズを食べるほどに増える。
・肥満、癌(特に乳がん、前立腺癌、大腸癌、リンパ腫、心臓病、脳梗塞、白血病、中耳炎、扁桃腺炎、貧血、小児糖尿病、疝痛など)の原因となる。
●コーヒー
・コーヒーや紅茶にはもちろん、緑茶にはカフェインが多く含まれる。※緑茶はコーヒーの1/2
・強い酸を持つ。
・カフェインに含まれるメチオキサンチン類(組織の形成と細胞の代謝に必要な組織酵素機能を妨げ、子宮内の腫瘍を形成する。)が良くない。コーヒーをたくさん飲む人は子宮筋腫になりやすい。
・カフェインは常用癖、依存症を高める。心臓の鼓動速度高める。すい臓にインスリンの分泌を強いるため血糖値の混乱、下痢。飲みすぎは腎臓を酷使することとなる。
・食べ物とコーヒーを一緒に摂ると、食物は消化されないうちから胃から追い出され、また腎臓と尿管は通過するのに24時間必要とする。
・エストロゲンを過剰にする。1日に4-5杯飲む人は1杯か全く飲まない人と比較すると、エストロゲン値が70%も高い。
●精製食品
※白砂糖、白米、うどん、パスタなど
・血糖値を急激に上昇させる。肝臓や細胞に吸収される時にインスリンの助けが必要。
・口にすると体の中で単糖類に変えられる。
・食物繊維が失われているので血液中の糖を洪水にする。(白砂糖と同様)
●白砂糖
・精製過程で栄養素が取り去られ、カスの炭水化物だけしか与えない。
・セロトニンという中毒成分を含む。
・ビタミンB1、カルシウムを奪う。
・すい臓に負担をかけ、免疫機能を低下させる。脂肪を増やす。
・白血球細胞の効率を急激に低下させ、慢性疲労、生理痛、イライラ、ADHDの原因を作る。
・栄養素がゼロのため、エネルギーにするため身体の中の貯えから引き出す→蓄えもなくなると脂肪酸やコレステロールの代謝ができなくなる→コレステロール値が上昇。
・缶コーヒーかコーラを2缶飲むと、白血球細胞の活動効率は5時間の間92%も低下し、免疫機能が働かない。
●砂糖
・がん細胞を増殖
・歯の病気、肥満(食物繊維を含まないため早く細胞へ取り込まれ脂肪となる)、乳癌、免疫力低下、消化低下、老化(糖化最終産物AGEを作る)、アレルギー、キラー細胞による機能低下など引き起こす。
・体にとって異物、毒素の排出不十分により白血球の働き低下※砂糖を取りすぎると5時間処理能力25~50%低下
・血糖値の急激な上昇
・食物繊維を含まないためインスリン、エストロゲン増加
★GI値*
上昇率100中 白糖109 黒砂糖99 メープルシロップ73 甜菜65(繊維含む) ココナッツシュガー35(ミネラル多い)
*グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったもの
●白米
・消化が早く、急激に血液の中を糖にしてしまう。→すい臓を使い、インスリンを分泌する。→すい臓に負担
・炭水化物(糖)の代謝にはビタミンB群、クロミウム、カルシウムが必要だけど、精製したものは元々栄養素が取られてしまっている。
・玄米の農薬は肉や魚の1/35の農薬である。
・玄米は白米の5倍の食物繊維を含む
・玄米はリンを多く含むのでヒジキやたくさんの野菜を一緒に摂ると良い。
●グルテン
・・・小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種。
・グルテンには「グリアジン」という物質を含み、食欲を促進させる働きがある。
・快楽中枢を刺激し、中毒性をもたらす。
・未消化のでんぷん質が発酵し、アルコールを形成する。
●塩
・骨粗しょう症の一因である。
・高血圧症の一因である。
・人間が必要とするナトリウムの量は250mg(0.64g)/日。これらは果物などで自然に摂れる。
余分に摂った分はエネルギーを無駄に使い、排泄される。
●油
・抽出の際に酸化防止に役立つ栄養素を全て失った極度の精製加工食品である。
・油に含まれるフリーオイル(遊離脂肪)がヘルシーではない。
・製造過程において、抗酸化物質や化学物質、酵素が存在しなくなっている。
・抗酸化栄養、ファイトケミカルの栄養素はほとんどゼロ。
・フリーラジカル(活性酸素)を増やす。
・動物性だけではなく植物性脂肪は過剰コレステロール、エストロゲン製造を助長する。
・バージンオイルなどの低搾取オイルなら害は少ないが、脂肪は自然まるごと木の実、種子類、アボガドでいただく。
・動物性タンパク質などの含まれるオメガ6系に対し、オメガ3系*1は炎症を抑制する脂肪酸。摂取は6系:3系=1:1~4:1で摂るのが良い。
*1 α・リノレン酸、イコサペンタエン酸(FPA)※青魚に含まれる、ドコサヘキサエン酸(DHA)
*1 フラックスシード*2(亜麻仁)やエゴマなど種子類、クルミなどの木の実、豆類、野菜、柑橘類、全穀類、抽出油などで摂取すると良い。
*2 αリノレン、リグナン*3、食物繊維がぎっしり入ってる。ミラクルフードと呼ばれる。
*3 炎症プロスタグランジンを抑える。オメガ3系が大豆の12倍、食物繊維が大豆の1.6倍、コレステロールや血糖値コントロールに役立つ。乳癌、骨粗しょう症に効く。
・加熱(揚げ物等)をすると、強な発がん物質が発生する。トランス型脂肪→免疫が低下→癌を促進
※100度以下で蒸す、茹でる、煮れば発がん性物質はでない。
・脂肪・タンパク質は総摂取量の10%にすること。
ただし、分量を減らすことより食べるタイプを変える方が賢明。
・マーガリン、ショートニングはNG。特に心臓に悪い。
変形脂肪(トランスファット)と呼ばれる合成脂肪が主成分であり、LDL(悪玉菌)を上げ、HDL(善玉菌)を下げてしまう。
●酢
・酢を摂って体がよく感じるのは刺激効果があるから。または、酢酸毒性を処理するプロセスに集中がいき、他の症状が抑えられたため起きる。
・発酵を起こさせ、消化の働きを止める。
・酢酸がプチヤリン(唾液アミラーゼ※炭水化物を加水分解する消化酵素)を破壊し、消化不良にする。
・アルコールが胃の中の塩酸の分泌を妨げる。
・消化できない毒(酢酸)のため腎臓を傷つける。それらはアルコールを飲んでいるより害になる。
・赤血球を減らし、貧血を招く。
・全ての粘膜を刺激する。
・クエン酸を含むが、クエン酸は果物で摂取できる。
・摂るならロービネガー、アップルサイダービネガー、バルサミコが良い。
・代用として、レモン、ゆずなどを使う
●アルコール
・エストロゲンを3倍に増やす
・肝臓の解毒能力を弱める。
・免疫システムや葉酸の能力を弱める。細胞を老化。
・乳癌のリスクを24%高める
・中枢神経にダメージを与える。脳細胞を破壊する。
・高カロリー
・食べ物の消化を遅らせる。
・腎臓と肝臓に重い負担
●ワイン
ファイトケミカルの一種ポリフェノールは動脈硬化を防ぐといわれているが、アルコールは乳癌、前立腺癌、大腸癌のリスクを高める。ポリフェノールは葡萄、イチゴ、ブルーベリー、サツマイモに豊富に含まれる。
【参考資料】http://www.igakutogo.com/wine.html
●チョコレート
・ドーパミンの分泌を突撃的に誘発する。
・チョコレートの元凶はチョコレート自体ではなく白砂糖にある。
・カカオに含まれるテオブロミンというカフェインに似た物質が発がん性、DNAを傷つける、睾丸萎縮などのトラブルの元を作る。
●サプリメント
・生命力がない。本来、ビタミン、ミネラルは一緒に摂取しなければならない。単独では働かない。また現在発見されている栄養素しか含まれていない。
・バランスを崩し、利用されず堆積し、動脈硬化、腎臓トラブルを招く。シワや関節炎等も。
●蜂蜜
54度以上で無用と化す。
●健康
・摂取カロリーを30%減らすと、寿命は50%伸びる。
・日本の胃薬量は世界一。
●カルシウム
・虚弱な骨の原因はカルシウム不足ではない。骨を強化するのはエクササイズ、日光に当たること。
・動物性タンパク質を摂りすぎることで、体内に貯えられているカルシウムを浪費してしまっている。
・花粉症の犯人は杉やヒノキではなく、牛乳や乳製品である!
・カルシウムはちりめんじゃこ、小魚を摂れば摂るほど失われる。小魚にはナトリウムが多く含まれ、インオーガニックミネラルに変えられてしまっているために体はカルシウムを利用することができなくなっている。
・動物性食、塩、精製品、清涼飲料、カフェイン、タバコ、アルコールは七大カルシウム泥棒。また塩を摂れば摂るほどカルシウムは逃げていく。
・牛乳は110mg(100g中)32%、大根の葉は220mg中56%の吸収率である!
・乳製品は酸性化するので中和するためにカルシウムを利用してしまう。酸が形成されないような食生活に変えた方が良い。
・カルシウムの摂取量を気にするのではなく、摂取したものから実際にどれだけ利用できるのかを考えること。
・インオーガニック・カルシウムは全く利用ができない
●鉄
・消化吸収機能が正しければ不足にならない!95%は体内でリサイクルする。鉄分摂りすぎると活性酸素が増える。
●ダイエット
・お腹、お尻の肉は老廃物である!
・カロリーは量より質のほうがはるかに重要である。
●女性の病気
・8割が生理痛を持つが生理痛は障害である。古代ギリシャの明晰な女性たち、原住民系の女性たちは生理痛はなかった。
・生殖器官が正しく機能していれば出血はほぼないという。月経周期は長くなり、癌や腫瘍のリスクを減らす。本当に健全な
女性で出血が全くない人もいる。(排卵はあり)
「間欠性無月経」はエストロゲンが低く、リンパシステムの機能が活発化、デトックスされ子宮を利用しての排泄が不要のために起こる、もしくはアスリート系の人など妊娠より運動を優先している人に起こる。
・おりものは毒出しである。食が変わればなくなる。
・鎮痛剤は症状を抑えているだけで根本原因は取り除かない。
・生理の血が黒っぽく粘り、塊、臭い→未消化のタンパク、腐敗毒が多い証拠
赤い、多い、無臭→未消化のでんぷん、砂糖、蜂蜜多い証拠
・正しい食生活をすることでエストロゲンを調整 性ホルモン結合グロブリン(※必要とされるまでエストロゲンを拘束する成分)を低く保つ。肝臓で濾過された余分分を食物繊維がスポンジのように吸収排出する。
・正しくない食生活では食物繊維不足のためにエストロゲンは腸壁から再吸収され乳房や子宮、卵巣など元の場所へ戻す。
リッチな食生活はエストロゲンを不自然に上昇させ、またプロスタグランジン(化学物質)の過剰製造を誘発し汚染、子宮炎症へと繋がる。生殖器官、乳房の細胞が異常成長し、腫瘍や癌を引き起こす。初潮年齢の低下も。
・エストロゲンの原材料は脂肪。太れば増える。特に性ホルモン、生物活性ホルモンを大量に含む乳製品は影響力大。
・エストロゲンとプロゲステロンのホルモンバランスは微量栄養素を摂らないと崩れる。
・オメガの脂肪酸は体内では作れないのでフラックスシードなどから摂取することで抗炎症プロスタグランジン*を取り入れる。
*この抗炎症に対するものが炎症タイププロスタグランジン。受精しなかった時に炎症させ血管を収縮させ月経を起こす。エストロゲンが高い人は内膜が厚いために大量放出。これらはまた動脈や細胞組織にダメージを起こし心臓病や脳卒中を引き起こすリスク
・プラントベースの食生活をしていれば内膜の厚さはさほど変わらない。抗炎・炎症のバランスを整える。植物性エストロゲン(イソフラボン、リグナン、クメスタン)が体内のエストロゲンの上昇を抑えてくれる。ビタミンB6、マグネシウム、カルシウムがたくさん含まれ生理痛を軽減する。
・多くのエストロゲンが肝臓へ送られ、エストロゲンレベルを低く保てる。
●PMS
・砂糖や炭水化物摂取などにより血糖値が急に上昇、インスリンが上がり、安らぎホルモンセロトニンが低下→中毒
・緑野菜、種子、豆に含まれるカルシウム、マグネシウムが良い。憂鬱、イライラ、怒り、気分のムラを減らす。
●子宮筋腫
・30歳以上の女性4,5人に1人。生理痛や多量出血により組織が増殖、子宮のゆがみ・屈曲
・食事によってガスが溜まったり、便秘によって至急が圧迫、肥大。
●子宮内膜症
・日本人女性の7、10人に1人。生理時に内膜組織が落ちていく時にそれて卵管を通り移動し内膜以外のところに形成されてしまう。→不妊症も
・牛肉を食べるとリスク2倍、プラントベースで20-50%減らす。
・キラー細胞がベジタリアンは肉食より2倍高い
●子宮がん
・内外環境汚染により免疫機能の低下による。
・子宮内膜癌→エストロゲン過剰、不完全な生理の排出
・卵巣癌→特にヨーグルト、乳製品をやめること。
●乳癌
・喫煙者は非喫煙者の30%多い。
・プラントベースの食生活を2週間で成長率を20%まで減らす
・ブラジャーはリンパ液の循環を妨げ、浄化を妨害。夜ブラは夜ノーブラの125%の人が乳癌。
・日光浴、ウォーキングはリスクを減らし、ピルやホルモン療法はリスクを高める。※ピルは癌や心臓病のリスクある。
・制汗剤はアルミニウム塩が疑エストロゲンとして働くため使わないこと。
・マンモブラフィーは被爆・細胞の転移・血管へのダメージとなる。そもそも陽性となった時点では遅い。また偽陽性が多い。
●更年期障害
・閉経後、プロゲステロンレベルは1%に低下し、エストロゲレベルは50-60%だけ低下。元々エストロゲンレベルが高かった人はプロゲステロンが不足しエストロゲンが優位になる。→自律神経の乱れ
・プレ更年期(閉経前の偽更年期)ストレスや乱れた食生活によりコルチゾール(ストレス反応、バランス維持などサバイバルホルモン)製造を優先
・動物性食、精製加工品、タバコ、アルコール、カフェイン、チョコはホルモンを悪化
・ホルモン補充療法(HRT)は乳癌、子宮がん、血栓症、心臓病、脳卒中、認知症、難聴、胆嚢障害などのリスクがある。使われるエストロゲン-プレマリンは発癌性ある。
・植物に含まれるステロールは卵巣をヘルシーにし、プロゲステロンを高くする。
●癌
・癌は食習慣、ライフスタイルの結果である
・動物性食、乳製品は危険因子。「牛乳は癌を引き起こす化学物質のカクテルだ」
・妊娠中の牛のミルクに含まれるカゼインは発ガンのリスク※妊娠していない牛のミルクも合わせて均一化するので全てに含む
・牛乳、乳製品は動物性タンパク、カルシウムを含む→ビタミンDの低下→IGF-1が活発化→古い細胞の除去を阻止、新しい細胞誕生の増加→癌環境へ
・ベジタリアンはエストロゲンレベル低く、血中の性ホルモン結合グロブリン・レベルが高い
●低血糖症
・タンパク質食品を奨励されるのは、消化のためにエネルギーが胃の方へ向かうため。
・生命維持のために90%のブドウ糖が必要だが、果物の果糖こそが正しい食べ方により相応しいものとなる。
●加熱
・AGE(糖化最終産物)は老化を促進。AGEはタバコ、動物性食、精製品、揚げ物、煎る、焼く、オーブン、直火焼きから発生
・乳製品に含まれるIGF-1はニキビや老化の原因となる。
by mayupura
| 2017-05-01 23:47
| ナチュラル・ハイジーン