ヨガのお話2*調気法(呼吸法*プラーナヤーマ)
2018年 11月 12日
前回の記事からだいぶ経ってしまいました
みなさま、いかがお過ごしでしょうか
今回は前回お伝えしていたように、調気法について触れたいと思います。
呼吸法じゃなくって?っと思われた方、ご安心下さい。
基本は同じです。サンスクリット語で言うと「プラーナヤーマ」。
プラーナヤーマはサンスクリット語ですが、バラすと、「プラナ」は宇宙の根源的エネルギー、生命力
みなさま、いかがお過ごしでしょうか
今回は前回お伝えしていたように、調気法について触れたいと思います。
長いので、予めご承知ください
呼吸法じゃなくって?っと思われた方、ご安心下さい。
基本は同じです。サンスクリット語で言うと「プラーナヤーマ」。
しかしながら、肺活量アップなど単なる身体への能力アップを目指すものだけではなく、一歩先へ踏み込んだ気/エネルギーの調整法です
調気法は単に呼吸をする健康法ではなく、気/生命エネルギーの浄化と活性化をして、更なる次元へとステップアップするということです。
調気法は単に呼吸をする健康法ではなく、気/生命エネルギーの浄化と活性化をして、更なる次元へとステップアップするということです。
プラーナヤーマはサンスクリット語ですが、バラすと、「プラナ」は宇宙の根源的エネルギー、生命力
「アヤマ」は拡張、拡大という意味です。
つまり、私たちの身体にも流れている気、エネルギーを拡大・拡張していく一種の修行法ですね
つまり、私たちの身体にも流れている気、エネルギーを拡大・拡張していく一種の修行法ですね
鼻から吸った息は、鼻毛というフィルターを通りあたためられ、肺に届き、身体全体をあたためます。
吸う息(プラカ)はエネルギー、活力、栄養、温かさを運びます。
吐く息(レチャカ)は冷やし、不要になったものの浄化、エネルギーを回復していきます。
なにかスッキリしない気持ちなど重いものを感じる時は、吐く息と共に流していくイメージを持って吐き出すと良いですよ
また呼吸は続けるものだと言われるものですが、ヨガでは止める息(クンバカ)が3つの中で一番重要です。
ただ初心者においてはまずは吸う息と吐く息にてバランスを取るということ、肺を強化することができてはじめてクンバカに進むことができます。調気法の上級編のようなものですね
クンバカは逆に身体に経路を作り、気(エネルギー)が自由に動き身体を満たしていきます。
また、ムドラーと似ていて、外に漏れるエネルギーを内に留めることで、自身のエネルギーを高め調整しバランスを取っていると私は考えます。
よくあるヨガクラスの調気法はポーズをやる前に行われることが多いですが、本場のヨガ道場ではもっとも難しいといわれるシャバアーサナ(屍のポーズ)の直前に行われます。もっとも難しいと言われるのは”完全に身体の力を抜くことは他のポーズよりも難しいことが多い”から。
ヨガの行き着くところは瞑想ですが、シャバアーサナは瞑想なんですね、その完全なポーズを取る前に調気法を行うことで、よりシャバアーサナに集中・近づくことができることから直前にやります。kaeruでも基本は最後の方に取り入れております
私たちは生まれもって、一生に行う呼吸の数が決まっています。
ゆったりとした長く深い呼吸を心がけることで、長生きします。
また、呼吸は感情に強く結びついています。感情のバランスを崩すと、呼吸の質を低下させます。
深く規則正しい呼吸は感情や精神に繋がり、気を鎮め、癒し、メンタル的に安定やバランス感覚を養います。
呼吸に意識するということは、心の無意識と意識を結ぶ架け橋を掛けること。
無意識でもポジティブ、安定した感情でいられるということです。
呼吸によって自身をコントロールするということ。
また、気持ちの散漫を抑え、集中力を養います。お子さんにも良いですね
呼吸と神経の流れは密接な関係があり、
身体的には活動によって、
メンタル的には考え方によって
可視化されます。
つまり、調気法の鍛錬により、身体はその人にとってのベストな活動の仕方、メンタル的にはその人にとってのベストな考え方に容易に近づけるようになるということだと私は思います。
自分自身へ気づくことであり、そしてそこから調整が可能ということですね。
ヨガのポーズ、アーサナは難しいと思われるものが多いかもしれません。
でもどんな未熟に見えるポーズであろうとこの調気法、呼吸がちゃんと出来ていれば、ポーズは完璧に近いといわれています。
こことっても重要
ポーズの途中、気づいたら、呼吸を振り返ります。浅い呼吸をしているようであれば深い呼吸を心がけます。するとポーズが持続できたりと不思議なことが起きるかもしれません!
個人的なお話になりますが、調気法は色々種類がある中でも私は、
片鼻呼吸と3パーツ呼吸がお気に入り
3パーツは腹式、胸式、肩呼吸を合わせたものであり、肺活量がアップ、呼吸の質が変わります。
その3パーツを使って片鼻呼吸をやると更に効果がアップ。うん、呼吸が長く保てるようになります。
どこに呼吸がどれだけ入るのか分かるようになり、調気法はやっている間はかなり集中できます。
それでは今日はこの辺で~。
次回のテーマは未定です!ご期待ください♪♪
by mayupura
| 2018-11-12 00:25
| トータルリラクゼーション Kaeru