ふたつの出会いとひとつの洗礼と。@LEH
2007年 07月 23日
ツェモ・ゴンパから下ってきたときのこと。日本語を話すラマ(ラッダキのお坊さん)に出会った。
彼は日本に5年ほど住んだのち、アメリカに移り住んでる。今回は10日ほどこちらに帰ってきているところらしい。
彼からいろいろな話を聞いた。ラダックとチベットの関係、ラダッキとインド人との関係。
ラダックには思うほどチベタンが移り住んでいるわけじゃない。ラダックの物価は南インドに比べると2倍も高くなるらしい。そしてまた、中国のスパイとしてラダックに来るチベタンもいるらしい、いろいろな事情があるな・・・・。
また、ラダックは地理上はチベットに近く、昔は交流があったが今では簡単に行き来することはできない。だけど、中国とインドの関係が昔に比べると良くなってきているので、いつか道ができるだろうとのこと。旅行者にとってはうれしい話だ。
どちらにしろ、ラダックは平和そうに私の目に映る。もちろんインド人との関係は難しいものがあるんだろうけど、「自分の土地」があることは重要だと思う。
冬のラダックは出稼ぎインド人、ネパール人がいなくなるので、とてもいい、と話してた。
とても穏やかで、親切にいろいろなことを教えてくれたネーネーさんだった。
彼はレー市内から10km弱離れたゴンパ村という所に生まれ育った。
出会いの翌日、約束もなしにゴンパ村まで歩いていった私。いつものことながら唐突、、、!
あいにく彼はレーの方に出かけていて、彼のお兄さんが迎えてくれた。
お兄さんはあまり英語が上手じゃないけど、いろいろケアをしてくれる。
お父さんとお母さんもいて、これまたかわいく、温か~い!
たくさんのお茶をご馳走になり、ラダック家族訪問というウルルンみたいな経験になった。
おまけに最後はお兄さんが車でレーまで送ってくれた。
ありがとう!!
話はツェモ・ゴンパの時に戻り、、、
ネーネーさんと話したあと、今度は違う出会いがあった。二人のロシア人だった。
きっかけは「一緒に写真を撮らせてくれ」だった。意味不明なロシア語で陽気にごっついカメラで私を撮りまくる一人とクールな感じの通訳者の一人。
彼らとその夜、一緒に食事をすることになった。
英語を話さない彼はなんととってもすごい人だった。世界で初めてバルーンで北極点に辿り着いたプロフェッショナルな旅人だった。それ以外にもアラスカやロシア中を駆け巡って約20年。(HPはhttp://www.yafremov.ru)
ロシアではかの有名な植村さんにも会ったことがあると言う。第三の目を開き、陽気に光を放ちながら世界を放浪する。プロなだけにスポンサーもついていて職業が本気の「旅人」なのだ。すごい!!もう一人の彼はデリーのロシア大使館で働く人で通訳として一緒に旅してる。たぶん彼にとっては仕事のひとつなんだろう。誠実でつっこみどころは深く、いい会話ができたと思う。もうひとつ私の英語レベルが高ければなぁとは毎度のことながら思うけど。。
通訳の彼はデリーに帰り、カシミールに行くはずだった本人もトラブルあってまだレーにいる。レーにはカシミールまで一緒に行く政府の係(?)が迎えにくるはずだった。カシミールにはいけないらしく、次はマナリーに行くらしい。残念!
そんな楽しい出会いのあと、風邪を引いた。
喉と頭痛。一日寝込む。そして翌日、今度は頭が痛い、寝込む。そして翌々日、だるい身体を覚まそうとヨガをやっていると「ポキ!」と音がした。またやってしまった!実はこれが2度目。一度目はダラムサラを去る日にこれまたヨガ中にやった。首の骨がずれたようで、寝違えたように首肩が痛い。幸いにも指圧をはじめとするいろんな技を持つ友達にずれていた骨を直し、針をやってもらった。2日後ぐらいには回復した。
そして、今回。前日の頭痛もひいてきて調子よくなったと思った矢先に起こったことで実に悔しい!!そしてもちろん治してくれるような友達は近くにいない。前回は首の痛みだけだったけど、今回は痛くなった方の右側の頭が痛い。偏頭痛に似てる。動いていると頭に響いて何もできない。だけど、針をやってくれる店を探しに町に出た。ひとつ、有名な店があって待ってみたけど、その日は5人のお客がいるらしく断られてしまった。でも緊急!!とことん凹んでしまい、「明日死んでしまったらどうするんだー」とまで考えた(笑)
そこでひとつの光。単にもう一軒の針をやってくれる店が見つかった。状況を話して、首と流すほうの手に2本打ってもらう。実は針は今回のこの事件で初めて経験した。マッサージも効くのかもしれないけど、緊急を要する時は針がいいと思った。即効性がいい。
ヨガ事件は昨日のことで、今日は少し首(肩)が痛むけど、頭痛はほとんど治ってスッキリ!
久しぶりに外出し、2つのゴンパを見てきた。
はぁ 健康って素晴らしい。。。
事故や病気には理由があると思う。まだ明確には掴めないけど、確かなことがある。針の先生にも言われたが、
ヨガはちゃんと先生の下で習った方がいい。
私はストレッチは10年ぐらいやっているけど、ヨガの経験はまだ半年ぐらい。最初はワークショップで、その後は友達に教わり、あとは自分自身でやっていた。そこでストップ!がかかったんだろう。ヨガはそんなに甘いものじゃない。怖いものと捉えてしまったらいけないけど、最初の頃は身体に異変が起きるし、身体は自分で思っている以上にナイーブなんだ。と気づいた。
風邪も頭痛も含めて洗礼となった。ベッドの上でいろんな気づきもあった。
身体と心を休めるときが来るべき来たんだろう、ね。
彼は日本に5年ほど住んだのち、アメリカに移り住んでる。今回は10日ほどこちらに帰ってきているところらしい。
彼からいろいろな話を聞いた。ラダックとチベットの関係、ラダッキとインド人との関係。
ラダックには思うほどチベタンが移り住んでいるわけじゃない。ラダックの物価は南インドに比べると2倍も高くなるらしい。そしてまた、中国のスパイとしてラダックに来るチベタンもいるらしい、いろいろな事情があるな・・・・。
また、ラダックは地理上はチベットに近く、昔は交流があったが今では簡単に行き来することはできない。だけど、中国とインドの関係が昔に比べると良くなってきているので、いつか道ができるだろうとのこと。旅行者にとってはうれしい話だ。
どちらにしろ、ラダックは平和そうに私の目に映る。もちろんインド人との関係は難しいものがあるんだろうけど、「自分の土地」があることは重要だと思う。
冬のラダックは出稼ぎインド人、ネパール人がいなくなるので、とてもいい、と話してた。
とても穏やかで、親切にいろいろなことを教えてくれたネーネーさんだった。
彼はレー市内から10km弱離れたゴンパ村という所に生まれ育った。
出会いの翌日、約束もなしにゴンパ村まで歩いていった私。いつものことながら唐突、、、!
あいにく彼はレーの方に出かけていて、彼のお兄さんが迎えてくれた。
お兄さんはあまり英語が上手じゃないけど、いろいろケアをしてくれる。
お父さんとお母さんもいて、これまたかわいく、温か~い!
たくさんのお茶をご馳走になり、ラダック家族訪問というウルルンみたいな経験になった。
おまけに最後はお兄さんが車でレーまで送ってくれた。
ありがとう!!
話はツェモ・ゴンパの時に戻り、、、
ネーネーさんと話したあと、今度は違う出会いがあった。二人のロシア人だった。
きっかけは「一緒に写真を撮らせてくれ」だった。意味不明なロシア語で陽気にごっついカメラで私を撮りまくる一人とクールな感じの通訳者の一人。
彼らとその夜、一緒に食事をすることになった。
英語を話さない彼はなんととってもすごい人だった。世界で初めてバルーンで北極点に辿り着いたプロフェッショナルな旅人だった。それ以外にもアラスカやロシア中を駆け巡って約20年。(HPはhttp://www.yafremov.ru)
ロシアではかの有名な植村さんにも会ったことがあると言う。第三の目を開き、陽気に光を放ちながら世界を放浪する。プロなだけにスポンサーもついていて職業が本気の「旅人」なのだ。すごい!!もう一人の彼はデリーのロシア大使館で働く人で通訳として一緒に旅してる。たぶん彼にとっては仕事のひとつなんだろう。誠実でつっこみどころは深く、いい会話ができたと思う。もうひとつ私の英語レベルが高ければなぁとは毎度のことながら思うけど。。
通訳の彼はデリーに帰り、カシミールに行くはずだった本人もトラブルあってまだレーにいる。レーにはカシミールまで一緒に行く政府の係(?)が迎えにくるはずだった。カシミールにはいけないらしく、次はマナリーに行くらしい。残念!
そんな楽しい出会いのあと、風邪を引いた。
喉と頭痛。一日寝込む。そして翌日、今度は頭が痛い、寝込む。そして翌々日、だるい身体を覚まそうとヨガをやっていると「ポキ!」と音がした。またやってしまった!実はこれが2度目。一度目はダラムサラを去る日にこれまたヨガ中にやった。首の骨がずれたようで、寝違えたように首肩が痛い。幸いにも指圧をはじめとするいろんな技を持つ友達にずれていた骨を直し、針をやってもらった。2日後ぐらいには回復した。
そして、今回。前日の頭痛もひいてきて調子よくなったと思った矢先に起こったことで実に悔しい!!そしてもちろん治してくれるような友達は近くにいない。前回は首の痛みだけだったけど、今回は痛くなった方の右側の頭が痛い。偏頭痛に似てる。動いていると頭に響いて何もできない。だけど、針をやってくれる店を探しに町に出た。ひとつ、有名な店があって待ってみたけど、その日は5人のお客がいるらしく断られてしまった。でも緊急!!とことん凹んでしまい、「明日死んでしまったらどうするんだー」とまで考えた(笑)
そこでひとつの光。単にもう一軒の針をやってくれる店が見つかった。状況を話して、首と流すほうの手に2本打ってもらう。実は針は今回のこの事件で初めて経験した。マッサージも効くのかもしれないけど、緊急を要する時は針がいいと思った。即効性がいい。
ヨガ事件は昨日のことで、今日は少し首(肩)が痛むけど、頭痛はほとんど治ってスッキリ!
久しぶりに外出し、2つのゴンパを見てきた。
はぁ 健康って素晴らしい。。。
事故や病気には理由があると思う。まだ明確には掴めないけど、確かなことがある。針の先生にも言われたが、
ヨガはちゃんと先生の下で習った方がいい。
私はストレッチは10年ぐらいやっているけど、ヨガの経験はまだ半年ぐらい。最初はワークショップで、その後は友達に教わり、あとは自分自身でやっていた。そこでストップ!がかかったんだろう。ヨガはそんなに甘いものじゃない。怖いものと捉えてしまったらいけないけど、最初の頃は身体に異変が起きるし、身体は自分で思っている以上にナイーブなんだ。と気づいた。
風邪も頭痛も含めて洗礼となった。ベッドの上でいろんな気づきもあった。
身体と心を休めるときが来るべき来たんだろう、ね。
by mayupura
| 2007-07-23 22:13
| インド